Item149 虹の郷その4
Item148でご紹介した虹の郷のマーガレットというお店は、ショートブレッドの品揃えが豊富。ピーターラビットのものやイギリス以外の国のものも置いてありましたが、中でも心引かれたのはWalker'sのシリーズ。ほかのお店では見たことのないフレーバーのものまでありました。いくつか購入したうち、いちばん気に入ったのは、このアーモンド・ショートブレッド。サクサクの生地にアーモンドの香ばしさが漂って、二重のおいしさが味わえました。もうひとつ、ミントに心引かれてTAVENERSのCARA MINTSというドロップを買ってみたら、これが大正解。最初はミントのさわやかな味が口に広がって、そのあとカラメルの甘みがじわーっと。これがとても不思議な感じなんです。しつこい味ではないので、ひとつ、またひとつと手が伸びてしまいます。すっかり病みつき。ショートブレッドもドロップも、もうなくなってしまったので、また近所で買えるところを探さなくては。
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イギリス村の中でおもしろかったのは、トーイミュージアム。イギリスのアンティークなおもちゃやテディベアたちが、ずらりと並んでいました。入口のところに立っているマネキンさんは、ちょっと怖い気がしましたけどね(笑)。古いコリントゲームや、不思議の国のアリスのチェスセットなど、ひとつひとつ見ていると時間を忘れてしまいそうでした。おなかがすいたら、イギリス村の中にあるレストランかカフェへ。洋食レストランのメイフラワーは、イギリスふうのメニューはなくて残念ですが、建物の雰囲気は素敵。建物の裏手に回ると、ハンプティ・ダンプティのいるAlice Placeがあるので、そちらを見るのもお忘れなく。ペニーレーンは、ロンドンバスを改造したファーストフードのお店。店内にはビートルズの曲が流れていて、二階の席で食べることもできます。これでメニューにフィッシュ&チップスがあれば、言うことないのだけれど。マーガレットは、ヨーロッパの輸入品のお店。ショートブレッドの品揃えが豊富で、シンブルなどもおもしろいものがありました。このお店に併設されている喫茶コーナーではスコーンがいただけます。Item40でご紹介したスコーンとよく似ていて、おいしかったのですが、でも、でも。クロテッドクリームとジャムではなくて、フルーツソースだったのが残念。紅茶も、ウェッジウッドのカップに入っているのはよかったのですが、ミルクがスジャータで……。Walker'sのショートブレッドがついていたのはうれしかったのですが。イギリス村は、せっかくいい雰囲気の場所なので、食べ物をもう少し工夫されるといいのに。 そうすれば、それを目当てに出かけていくお客さんも増えるのではないかしら。
東京ディズニーランドとほぼ同じ広さの虹の郷には、イギリス村のほかにも日本庭園や匠の村、伊豆の村、カナダ村などの見どころがあり、それらを手早く回るには、アンティークバスのロムニーバスを利用するのが便利。運転手さんがガイドをしてくださるのもうれしい。私たちが乗ったのはこのブリタニア号ですが、これに似た形で赤と白のツートンカラーのマスコット号というのと、赤いダブルデッカー型のブライトン号というのもあるそうです。また、イギリス村とカナダ村を結ぶロムニー鉄道というのも利用できます。これは15インチゲージ鉄道と呼ばれるもので、線路の幅が15インチ(約38センチ)しかない、小さな小さな鉄道です。イギリスのロムニー・ハイス・アンド・ディムチャーチ鉄道とレイブングラス・アンド・エスクデール鉄道の二社の協力を得て、それをこの虹の郷で再現したのだそうです。ここでは全部で4種類の機関車が走っているそうですが、私たちが乗ったのはワインレッドのジョン・サウスランドII号(『世界の車窓から』ふうに撮ってみました)。駅舎も風情たっぷりです。車内は、二人並んで座ると横幅いっぱい、頭が天井につかえそうなほどの小ささ。これが現在のイギリスでも公共の鉄道として走っているというからビックリです。イギリス村の中にある15インチゲージレイルウェイミュージアムでは、蒸気機関車の歴史などの展示のほかに、機関車の整備風景も見学できるようになっています。
GWに伊豆へ行ってきました。「伊豆かどこかのひなびた温泉で、の~んびりしたい」という主人の声から始まったこの旅でしたが、伊豆へ行くのなら、ここへ行かなきゃと、前から興味があった虹の郷へ主人を引っぱっていきました。だって、虹の郷にはイギリス村があるのです。村の中にはチューダー様式の家が建ち並び、まるで中世の町に迷い込んだよう。雨女の私が呼んだ雨で道は濡れ、空は灰色で、ますますイギリスの雰囲気が出ておりました(負け惜しみ)。入口を入ってすぐのところに、イギリスのドレスを着て記念撮影というコーナーがありましたが、これはちょっと遠慮しておいて、奥へ。ちょうど花や緑がきれいな時期で、村の中には色とりどりの花が咲き誇り、中でも、ユニオンジャックをかたどった花壇が印象的でした。イギリス村と別のゾーンにあるフェアリーガーデン内のロイヤル・ローズ・ガーデンでは、もうすぐローズ・フェスタが開かれるそうで、それには少し早かったのが残念でしたが、ほかの花々が目を楽しませてくれました。まるでネズミみたいに、村の中を何度もくるくると回ってしまった私でした。
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