Item150 黒壁の内側
さわやかなお天気に誘われ、先日の休日は日帰りでどこかへ出かけようということになり、滋賀の長浜に行ってきました。長浜を選んだ理由は、「黒壁スクエア」に行ってみたかったからです。そこは、明治時代に銀行として造られた黒漆喰の建物を改築した「黒壁一號館・黒壁ガラス館」を中心に、約30店が軒を連ねている場所。ガラス製品や和のアンティークのほかに、英国アンティークのお店もあるとのことで、「早く見にいらっしゃ~い」というオーラが私を引きつけるのでした。一號館から順番にまわって、ようやく「黒壁二十六號館・アンティークギャラリー倫敦」にたどり着くと、店先にはユニオンジャックが掲げられ、売り物の椅子や家具が所狭しと並べられて、私たちを出迎えてくれます。建物は、昭和10年に建築された洋館を改築したものだそうで、入口を入ってすぐのところには喫茶スペースがあり、紳士風のおじさま方がミルクティーと会話を楽しんでおられました。1階には家具のほかにも小物類やランプシェード、食器などが置いてあり、値段もお手ごろ。2階に上がると、家具がびっしり! 遠い英国から運ばれてきた家具たちがずらりと並んでいるさまは圧巻でした。どの家具もシンプルながら、どっしりとしていて、使い込まれたいい味が出ていて、和風の部屋にも似合いそう。壁に掛けられているステンドグラスの窓の柔らかな輝きも素敵でした。私の横にいらした数人のグループのお客さんも、とてもいい雰囲気の方々で。革ジャンに革パンツのバイクライダーふうの格好なのだけれど、とても落ち着いた物腰で、素敵に年齢を重ねてこられたことがうかがえる方々でした。なんだか店内は大人の雰囲気で、日常と離れた空間に迷い込んだような気分。それがとても楽しかったです。このお店では1カ月ごとに企画・展示会が催されているそうなので、ぜひまたそのときに訪れてみたいものです。
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