Item182 トライフル
イギリスの家庭でよく食べられているお菓子に、トライフルというものがあります。トライフルとは「ありふれたもの」とか「ありあわせ」という意味で、その名前のとおり、家にある材料をささっと合わせて作れる手軽なお菓子です。シェリー酒を染み込ませたスポンジケーキに、フルーツ、カスタードクリーム、生クリームを層状に重ねるのが一般的な作り方ということですが、先日は、これをアレンジしたトライフルのロールケーキに出会いました。よく耳にするのは<パティスリー キハチ>さんのトライフルロールですが、私が見つけたのは、西元町にある<エトワール・ドゥ・神戸>さんのもの。このお店はケーキだけでなく焼き菓子やチョコレートもおいしいので、時折おつかいものを買いに行くのですが、そのときにトライフルのロールケーキをたまたま見つけて、自分用に買ってしまいました。切り分けてローラ・アシュレイのガラスの皿にのせてみたら、涼しげで夏のデザートにも合いそう。さっぱりクリームの中にはイチゴ、キウイ、パイナップル、ラズベリー、洋ナシ、ブルーベリーなどフルーツがいっぱい。何切れでも食べられそうなおいしさでした。一般的なトライフルの、ぺちゃっとしたスポンジが好きでないという方にもお勧めです。穴場的存在のこのお店のことは、本当はあまりお教えしたくなかったのですけどね(^^)。
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神戸の栄町で開かれているハービー・山口氏の写真展「The Big Love」に行ってきました。ハービー氏といえばパンク・ロック。パンクが全盛だった1970年代から80年代をロンドンで過ごした氏は、ロッカーたちの素顔を生き生きととらえ、高い評価を受けました。今回の写真展は、音楽やファッションで自己表現して現状を打破しようというロッカーたちの姿を見て、現代の日本人にも元気や希望を取り戻してもらえればという思いをこめて、過去の作品を再セレクションしたとのこと。ハービー氏が地下鉄で出会って会話を交わし、大きな影響を受けたというザ・クラッシュのジョン・ストラマーのポートレートも、もちろんありました。私も、パンクを含めてブリティッシュ・ロックを聴いて育った年代。ハービー氏の作品を見ていると、あのころの勢いや熱さがよみがえってくる気がしました。このほか今回の写真展では、リージェント・パークでホッケーをしている女子学生たちの写真など、心がほっと和む、当時のロンドンの風景も見られます。ポストカードも購入してきましたので、そちらはGalleryのコーナーでご覧ください。会場となっている<TANTO TEMPO>さんは、5月にオープンしたばかりのフォト・ギャラリー。併設されているライブラリー・カフェでは写真集やコーヒーなどが楽しめるようになっていて、どこを取ってもスタイリッシュな空間。ハービー氏の写真展は7月6日まで開催されていますので、栄町散策の際にはぜひ立ち寄ってみてください。
神戸の北野坂にある<TRITON CAFE>さんで、イギリスのかわいいものを集めた展示会が開かれるというので、さっそく初日に行ってきました。この展示会は、雑貨の書籍などでご活躍中のカメラマン大段まちこさんとインテリア・スタイリスト堀江直子さんのおふたりが書かれた『かわいいイギリスの雑貨と町』(ピエ・ブックス)の発刊を記念してのもの。TRITON CAFEさんはいつも人気のお店ですが、この日は開店と同時に「イギリス好き」らしき人々が集まって、にぎわっていました。壁には『かわいいイギリスの……』に掲載されていた写真の数々が貼られ、その下に置かれた展示台にはおふたりがイギリスで買いつけてこられた雑貨が並べられていて、もうたまりません! イギリスの家庭で定番の素朴な形をしたティーポットや、キューガーデンやテートギャラリーなどのグッズ、エコバッグ、キッチン用品などなど。その中で私が買ったのはTetleyの紅茶。イギリスにいたときには、安くて手軽なこの紅茶をよく飲んだので、懐かしくて。ティーバッグの形が日本と違ってラウンド型で、それがまたかわいいのです。ポストカードも買ってきましたが、そちらはGalleryのコーナーでご紹介しています。あと、惜しかったのはチーズナイフ。刃物の町シェフィールド製で、チーズを切ったり離したり刺したりできるよう刃の形が工夫されていて、ハンドルが白でかわいかったのです。初日は買わずに帰ってきたのですが、やっぱり欲しくなって昨日行ってみたら、もう売れてしまっていました。こういうものは、見つけたときに買っておかないとダメですね。ああ、残念。展示会は17日まで開かれているそうなので、興味がおありの方は、ぜひ行ってみてください。
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