Item188 パイプフェスト
毎年世界各国で開催されているパイプフェストが、今年は関西で開催されました。スコットランドやアイルランド、イングランド、オーストラリア、香港、日本のバグパイプバンドが参加して、神戸では異人館やメリケンパーク、須磨水族館などを行進。夏のように晴れ渡った空の下、美しい音色を響かせてくれました。本場スコットランドで聴くのもいいけれど、近代的な建物と青空と海を背景に聴くバグパイプはまた新鮮で、なんとも心地のよいものでした。このパイプフェストに合わせたのか、いつもは磯上公園で行われていた関西ハイランドゲームスも、今年はメリケンパークで開催。種目はダンスとパイピングだけになり、フードやグッズのお店もなかったのは残念でしたが、そのかわり、コンテスト形式のパイピングは聴きごたえがありました。まるで音楽のテストでも受ける生徒のように、参加者のみなさんは緊張の面持ちで、出番を待つあいだにあちこちで練習しておられる光景が印象的でした。演奏のよしあしはわからない素人の私ですが、しばらく聴いていると、おひとりずつ微妙に違いがあるのがわかってきて、こんなふうに聴き比べてみるのもおもしろいものだなと思いました。演奏中に船の汽笛が鳴り響いてパイプの音をかき消してしまうという、神戸ならではの気の毒なハプニングなどもありましたが、子どもたちのダンスもかわいらしかったし、心和む秋の素敵な一日になりました。せっかくのいいイベントなので、進行表を配るなどして、もっと一般の方にもPRされたらいいのに。また来年が楽しみです。
| コメント (2)

秋も深まり、そろそろ紅葉の季節。とはいえ、朝夕は肌寒くても日中には汗ばむときもまだまだあって、アイスクリームがちょっと恋しくなったりします。そんなとき、ふしのさんのサイトを訪れたら、ハーゲンダッツから新しく出たイングリッシュ・ミルクティーが紹介されていて、これだ!と思い、近所のローソンへ駆け込みました。ここのローソンは品ぞろえがしょぼいので、まだ入荷していないかもしれないと思いつつ行ったのですが……ちゃんとありました。ほかの品物には目もくれず、それだけを買って、そそくさと帰宅。さっそく食べてみると、はなまるのヤックンじゃないけれど、これおいしい! ミルクの味もよくきいているし、何よりも紅茶の上品な香りがいいのです。さすがはハーゲンダッツ、絶妙のバランスで病みつきになりそうです。早く食べてしまうのはもったいないので、先日買い込んできたロンドン特集などの雑誌をめくりながら、ゆっくりと味わいました。うーん、至福の時間。近いうちにまたローソンに駆け込みそうな予感です。
先日、信楽へやきものを見に行ったとき、県立陶芸の森にふらりと寄ってみたら、陶芸館で「やきもの動物パラダイス―バーナード・リーチから形象土器まで」という特別企画展が開催中。バーナード・リーチの名前につられて入場してみると、身近な動物をモチーフにした世界のさまざまな焼き物が紹介されていました。リーチの作品《ガレナ釉獅子文皿》(1925年)は素朴で力強く、鮮やかながら優しい色遣いを見ていると元気がわいてきました。河井寛次郎氏の《魚鉢》(1951年)も展示されており、こちらは素朴さに繊細さが加わって、見ごたえたっぷり。折しも『家庭画報』で「民藝」の特集記事を読んだところだったので、たまたま寄った展覧会で関連作品を見ることができてラッキーでした。
信楽に行った翌日は京都へ。美術館「えき」KYOTOで「オックスフォード大学・アシュモリアン美術館蔵 印象派の巨匠ピサロ―家族と仲間たち―展 」を見てきました。カミーユ・ピサロはフランスの画家ですが、息子たちもまた画家で、中でも長男のリュシアンはイギリスに渡って活動していたことから、イギリスを描いた作品も展示されており、興味深いものがありました(ポストカードをU.K. Postcard Galleryでご紹介しています)。本展では、1683年に開設されたイギリス最古の美術館、アシュモリアン美術館のコレクションから、ピサロの作風に影響を与えたコローやミレー、親交のあったクールベ、マネ、ルノワールらの作品も紹介されていました。この美術館ではこんなにいろいろな作品を所蔵していたのですね。私はオックスフォードにいた当時、この美術館はいつも外から眺めるばかりで中を見てこなかったので、今ごろになって後悔した次第です。
最近のコメント