Item199 デパ英国
今話題の西宮ガーデンズに先日初めて行ってきました。5月17日から、2F西モールに入っている<The National Trust>で、イギリスの湖水地方関連のイベント(絵の展示と商品の販売)が開かれるということで、その初日に行ってきたのです。いちばんの目当てはファッジでした。チャールズ皇太子お気に入りの<トフィーショップ>のバターファッジが日本初登場ということで。そのお味は、「キャラメルを柔らかくしたもの」という私の予想と違った不思議な食感で、いわば黒砂糖の塊をバター・キャラメル味にしたような感じ。とても甘いのですが、食べ出したら止まらなくなる魔の味(?)でした。第2の目当ては「ハーディー」のグッズ。ハーディーとは、絶滅の危機を乗り越えて湖水地方に生息しているハードウィック種という羊をモチーフにしたキャラクターで、その表情がなんともかわいらしいのです。ハーディーの売り上げの一部は地元の環境保全に使われるということで、ライムグリーンのクラシックマグを購入してきました。持ち手が太くて使いやすいマグで、内側にもハーディーの顔がついているのが気に入っています。今回、3,000円以上購入の先着20人には<グラスミア・ジンジャーブレッド・ショップ>のジンジャーブレッドをプレゼントということで、私もいただきました。これも予想と違った食感で、いわば夜店の生姜板のような感じ。焼いてから日がたつと、そのように少し硬くなるそうですが、フレッシュな生姜の風味が生きていて、とても美味でした。このお店では、セーラ・ネルソンという女性が150年前に作ったジンジャーブレッドのレシピを今も守り続けているそうで、グラスミアにあるお店の建物は、元はワーズワースが教鞭を取ったこともある小学校だったそうです。行列ができるというこのお店に行って、焼きたてのジンジャーブレッドを買いたい。今はそんな夢がふくらんでいます。ちなみに、The National Trustではオリジナル商品のほかに、アンティークや、自由が丘の<ハグオーワー>の洋服なども扱っているので、ついつい財布のひもがゆるみそう。隣の西宮阪急3Fにもアンティークや雑貨好き人間の心をそそるお店があるので、要注意です!
神戸阪急にはこの4月、イギリスの雑貨やアンティークなどを扱う<みなとのてんらんかい>というお店がオープンしました。4月の初めに、もうオープンしてるかな?と行ってみたら、「明日からですよ」とのお答え。その翌日にしっかり行ってきました。なんとも美しい店内で、古きよき英国ムード満点。オリジナルウェアーは着やすそうでデザインも素敵なものばかり。雑貨の品ぞろえも豊富で、とくにキャス・キッドソンは充実しています。厳選されたアンティークにも目を引かれます。これからは神戸阪急に行ったら、まずこのお店をのぞいてみるのが習慣になりそうです。デパ地下を楽しむ人は多いですが、私の場合はデパ英国(?)が楽しみかも。姫路にある本店<English Rose>さんにはティールームもあるそうなので、そちらにもぜひお邪魔したいと思っています。
| コメント (4)

使い込んだパインの家具が大好きです。イギリスではフラットを借りると家具がついているのが普通で、私が借りたところにはたいていパインの机やチェストがついていました。がっしりしていて使いやすく、使うほどに味が出てくるところがよくて、それまでは家具はぴかぴかで傷のないのがいいと思いがちだった私の考えを変えてくれました。今は、一戸建ての家に引っ越すときが来たら、仕事部屋にアンティーク・パインの大きな机を買って……と夢見ていますが、その機会はなかなか訪れず。でも、数年前にパインの花台を作ってもらいました。電話の子機やPCのモデムなどごちゃごちゃしたものをすっきりとまとめて置ける台が欲しいと思い、家具工房にオーダーして作ってもらったのです。壁と扉との隙間に置けるようサイズを指定し、印鑑やメモなどの小物を入れられる引き出しもつけてもらい、細かいデザインは工房の方にお任せして。できあがりは満足度100パーセントでしたが、惜しむらくは、その工房の連絡先をなくしてしまったこと。とても親切なおじさんが一人でやっていらっしゃる工房で、機会があればまたお願いしたいと思っていたのですが……。
料理はぜんぜん得意ではないけれど、キッチン用品は大好き。とくに、使い終わったジャムの瓶やアンティークの瓶にスパイスなどを入れておくのは気に入っています。数年前、だんだんその瓶が増えてきたので、スパイスラックのようなものが欲しいと思っていたところ、HDC神戸に入っていた雑貨店の閉店セールでThe National Trustの棚を見つけました。ファイヤーキングのジェダイ復刻版ミキシングボウルも安くなっていたので、それとともに購入し、ほくほくして帰ってきたのを記憶しています。以来、そのボウルも、この棚も大活躍してくれて助かっています。とくに、この棚があると、料理が上手な人に見えたりするからいいのです。わが家のキッチンにはそんな品がいっぱいあるような気がします。
三宮にスコーンが評判のカフェがあると聞いて、行ってきました。センタープラザ西館の地下といえば、居酒屋さんとか市場のような商店などが並ぶ、ちょっとディープなイメージの場所。そこにスコーンが?なんて思っていましたが、ちゃんとありました。親しみやすい雰囲気の、かわいらしいお店が。<ANSUR(アンスール)>さんというそのお店は、女性オーナーが一人で切り盛りされていて、クッキーやスコーンなどはすべて手作り。スコーンはその日によって種類が変わるそうで、私が行ったときはプレーンと米粉の2種類でした(写真手前が米粉、奥の2つがプレーン)。お店で食べると、クロテッドとジャムをつけてくれるのですが、この日は友人への差し入れ用と自分用にテイクアウト。私がほぼ買い占めてしまったので、あとから買いに来られた方には気の毒なことに……。たしかに、このスコーン、おいしいです。とくに米粉のほうは、ちょっとプチプチっとした香ばしい食感があるのが病みつきになりそうです。オーナーさんは紅茶の知識も豊富でいらっしゃって、「今日はダージリンのファースト・フラッシュが入ったところなんですよ」と茶葉の香りをかがせてくださいました。ランチも出されていて、そのランチに使用しているお米は、オーナーさんのご実家で作られたものだそう。今度はぜひ、そちらもいただいてみたいと思いました。
おいしいものをもう1つ。私はチーズではイギリスのレッドチェダーがいちばん好きなのですが、先日たまたま、JR神戸駅のビエント神戸にある<ジュピター>でホワイトチェダーを見つけたので、買ってみました。レッドチェダーはアナトーという色素でオレンジ色に着色したものですが、ホワイトチェダーは無着色のもの。レッドはかちっとして水分が少なめで、酸味とコクがあり、ホワイトはそれよりもきめ細やかで、酸味も控えめなマイルドな口当たり。こちらのほうが食べやすい感じです。カーズのテーブルウォーター・クラッカーと一緒に食べると、いくらでも食べてしまいそうになり、ちょっと危険かも。ちなみに、ジュピターさんは近々閉店になるとのことで残念。閉店セールに行って、またいろいろと買い込んでこようと思っています。
みなさん、カレンダー選びはどうされていますか? 私がカレンダーを選ぶときの基準は、あまり大きくないもので(存在感がありすぎるのはいやなので)、でも、遠くからでも見えるよう字は大きめで、日本製のもので(輸入物は休日が違うので)、休日はわかりやすく色分けされていて……といろいろあって、たいていはそのどれかで妥協しないといけないのですが、イギリスに関係があるものという点だけは譲らずにきています。というわけで、今年はウィリアム・モリスのカレンダー。ちょっと字が小さいのが難点ですが、モリスの人気作品が16点も載っているという魅力に負けてしまいました。この写真ではわかりにくいですが、絵の右下には作品の解説が入っているので、使い終わったあと、作品集として保存することも可能です。このカレンダー、シリーズでずっと続いてくれるといいな。
私がイギリスに留学していたころは、まだCDはなくてレコードでした。留学先で毎日イギリスの音楽に浸っていたいけれど、向こうでレコードを買ったら、持って帰るのは大変。ということで、日本から小さなラジカセを持参していき、向こうではカセットを買って音楽を楽しんでいました。近所にあった<Our Price>というお店に出かけてはセール品を買って、どのカセットもすり切れそうになるまで聴いたものです。それらは捨てることができなくて、今も箱に入れて保管し、ときどき取り出しては当時のことを思い出しています。そして、また聴きたくなったものはCDを買い直して。ラジカセも棚の奥にしまったままでしたが、これから主人の祖母がラジオを聴くのに使ってくれることになり、思い出の品がまた活躍してくれることをうれしく思っているこのごろです。
文房具も大好きな私。以前は手紙をよく書いたので、その道具類にも凝っていたのですが、このごろはメールばかり。でも、先日たまたまオークションで見かけたイギリス製のラバースタンプを買ってからは、たまにはこれを使って手紙も出すのもいいなと思い始めています。味気ない形であまり好きではなかった自分のイニシャルも、中世風の装飾文字になると、こんなにきれい。これも棚の奥の飾りにならないよう、大事に使っていこうと思います。
神戸・垂水にあるアウトレット<マリンピア神戸>にこの3月、新館の「セントラル」が誕生しました。私好みのお店が増え、中でもフレッド・ペリーが入ったのがうれしくて。フレッド・ペリーといえば、ウィンブルドン選手権で大会3連覇を達成したイギリスのテニス界の英雄で、洒落者でもあったフレデリック・ジョン・ペリーが設立したブランド。エリザベス女王やモッズの若者たちにも愛された月桂樹マークのポロシャツは、日本でもブームになりましたね。今年はフレデリック・ジョン・ペリー氏の生誕100周年ということもあってか、人気が再燃しているということで、私もポロシャツを1枚買おうかなと先日行ってみたら、かわいい帽子を発見。ウールを使っているので防寒によさそうだし、カジュアルな服にもシックな服にも合いそうなデザインです。サイズが少し大きい感じでしたが、お値段が半額!となれば、もう買うしかありません。一緒に行った主人はこの帽子を見て「虫みたい」とつぶやくし、マリンピアの帰りに寄った実家の母は「頭でっかいのね」と言うし、まわりの評判はさんざんですが、私は、今度の秋冬にこの帽子をかぶって出かけるのを楽しみにしています!
今年の春は出だしがとても暖かく、桜も一気に満開かという勢いでしたが、すぐにまた寒くなり、おかげで桜が長期間楽しめました。ちょうどその時期に大阪へ出かける機会があり、大阪城公園まで足を伸ばしてお花見を楽しみました。ほかにも桜の名所はたくさんある中で、なぜ大阪城公園を選んだかというと、そこにはある計画が。かねてから行きたいと思っていた、玉造にある英国スイーツのお店<ブロードハースト>さんに寄りたかったからです。玉造って、もっと遠くて下町っぽいところかと思っていたら、大阪城公園から歩いて10分弱で行けちゃうのですね。教会や女子大や静かな公園に囲まれた閑静な住宅街にあるブロードハーストさんは、ガラス張りのおしゃれなお店でした。店内に入ると、正面のショーケースにカラフルで華やかなモダン・ブリティッシュのケーキがずらり。その左手には素朴な伝統的焼き菓子が並んでいます。私はイートイン・スペースで「マンボ」というケーキと、アールグレイをいただきました。スマイルがかわいいマンボは、マンゴババロアとチョコムースのコンビネーションが絶妙で、両方の素材を生かした、さわやかな味わい。アールグレイはスティック状の容器に茶葉が閉じ込められているのがちょっと気になりましたが、たまにはこういうスタイリッシュな雰囲気を目で楽しみながら飲む紅茶もいいかなと思いました。おみやげには焼き菓子を買って帰りました。ショートブレッドのほか、フルーツジャムとカスタードが層になってタルトの中に入っている「ベイクウェル・プディング」と、ヘンリー8世と妻のアン・ブーリンが愛したというチーズ風味のエッグタルト、「メイズ・オブ・オナー」。どれも懐かし~い味がしました。開店直後に行ったため、スコーンがまだ焼き上がっていなかったのが残念。この次に行くときは、もう少し遅めにしよう、またお花見とセットで……なんて、今から来年のことを考えています。ちなみに、こちらのお店は、イギリス人のパティシエ、ブロードハースト・ピーター・ジョンさんと、パティシエールの日本人の奥様が営んでおられるのですが、昨日はお二人で仲よくテレビに登場されていました。お二人が作る、今と昔のイギリスが感じられる素敵なお菓子を、いつか全種類食べてみたいものです。
最近のコメント