Item206 金沢にて
金沢にふらりと行ってきました。昔ながらの町家が残るひがし茶屋街には<山屋>さんという紅茶茶専門店があります。昔のお茶屋さんを改装したという格子の建物の暖簾をくぐって入ると、テーブルが4つだけのこぢんまりとした店内は、とても静かで落ち着ける空間。大きな紅茶缶が奥にずらりと並んでいるのが印象的です。メニューは紅茶が約60種類、ケーキはパウンド・ケーキとチョコレート・ケーキの2種類だけで、本当に紅茶好きのためのお店と言えそう。私が注文したのはアールグレイ・シルバーという、シルバー・チップ(銀色の芯芽)入りの繊細なお茶。攻撃的な強い香りだというアールグレイ・ルージュにも興味を引かれましたが、この日はほっとしたかったのでシルバーのほうを。主人はドアーズという、渋みや苦みが少なくてミルク・ティーに合うお茶を選びました。紅茶は保温カバーをかぶせたポットに入っていて、クッキーと一緒に出されるのがうれしい。これをつまみながら熱いお茶をゆっくりと楽しむことができました。
金沢は、アンティーク雑貨や骨董好きにとってもおもしろい町です。新竪町にある<フェルメール>は、所狭しとイギリスのアンティークが並んだお店。オーナーが男性なので、キッチン雑貨は少なめですが、日常使いできそうなシンプルな雑貨やアクセサリー、道具類などがそろっていて、1つずつじっくり見ていくのが楽しい。ポートベロのマーケットをぎゅっと凝縮したような、味わい深いお店でした。新竪町から犀川を目ざして歩いていくと、川岸の緑地に金沢美術工芸大学の学生さんの彫刻作品が展示されていました。羊の頭がぽつんと置かれているのはびっくりしましたが、よく見ると、緑によく似合っています。イギリスのカントリーサイドのよう。
犀川の向こう岸には、ウィリアム・モリスが新婚時代を過ごしたレッド・ハウスを復元した、金沢ステンドグラス美術館があります。レンガ造りの建物の中に入ってまず目を引かれるのは、モリスの壁紙を張った部屋と、そこに並べられたモリスのグッズ。その左手が教会兼ステンドグラス・ミュージアムになっています。外から見たときにはただの茶色いガラスだったステンドグラスは、中で見ると一変。イギリス、ドイツ、イタリアのものが展示され、順に色が濃くなっていくのが興味深いところ。日があまり当たらないイギリスではガラスの色を薄くしないと、よく見えないのだそうです。逆にイタリアのものはカラフルで、描かれているキリストなどの人物がみんなイケメンなのも印象的。モリスが制作したステンドグラスもあり、彼独特の花や葉などの模様が美しく描かれていて、とても見応えがありました。ミュージアム内は撮影できないのが残念でしたが、ここで働いておられる人たちがうらやましいと思うくらい、すてきな場所でした。
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少し前、神戸にヨークシャーティーをゆっくりといただけるお店ができたので、友人と行ってきました。ホテルトラスティ旧居留地の中にある<マークプレイス>という、スタイリッシュな外観のお店です。もちろん紅茶だけでも注文できますが、ブリテッシュ・スコーンセットとアフタヌーンティーセットもあり、私たちはスコーンセットのほうを注文。スコーンはジャムやフルーツと一緒に涼しげな器にかわいらしく盛られて出てきて、目を楽しませてくれます。「山形のフレッシュフルーツジャム添え」とメニューにあったので、何を思ったか私は山の形に盛られたジャムだと思い込んでいたら、実は山形県のジャムとわかって大笑い! お茶はもちろんおいしく、スコーンもちゃんと温められていてよかったのですが、クロテッドクリームがついていなかったのが残念。この次はマイ・クリームを持参しようかしら!? ホテルのティールームだけあって、サービス料がつくので、お値段はちょっと高めですが、雰囲気代だと思えば納得できそうです。私たちが行ったのはお盆前の暑い盛りの昼間だったのでガーデンテラス席はやめましたが、夜になるとライトアップされて、なかなかいい感じのようでした。今ごろの時期ならきっとテラス席は最高に気持ちがいいでしょうね。ウェーターさんが、その日入ってきたばかりという感じの新人さんで、おろおろされていたのですが、もうすっかり慣れられたでしょうか。また様子を見に行ってみたいです。あ、アフタヌーンティータイムはたしか15時~17時と短かったと思うので、行かれる方は時間にお気をつけて。
バラの季節が来たら見に行こうねと言いながら、そのときが来ると用事が入って行けなかったりで、ずっと機会を逃していた六甲山カンツリーハウス内のローズウォークにようやく行ってきました。赤、白、ピンク、黄色、それはそれはいろいろな色と形のバラが咲き乱れて綺麗でした! バラはイギリスから直輸入したものだそうで、香りも芳醇で、さわやか。広い敷地の中は芝生もきれいに手入れされているし、ところどころに橋がかかっていたり、眺めのいい場所にベンチが置かれていたりと、ゆっくりと散策を楽しめる造りになっています。あのベンチに寝転がって、バラの香りを感じながら本でも読んだら素敵だろうな。この次はもっとゆっくりと訪れたいものです。
カンツリーハウスからリフトですぐのところにあるガーデンテラス(Item100でもご紹介)もバラが満開で、「英国&バラフェア」が開催中。<グラニットカフェ>さんにはローストビーフ・ランチや英国スイーツなどのメニューが。雑貨ショップの<ホルティ>さんには英国とバラにちなんだ商品が並んでいました。事前にHPを見て、ぜひ買いたいと思っていたバラの花ジュースをゲット。中に入っている花びらも食べられるそうで、ストレートでも、炭酸水などで割っても飲めるとのこと。でも、あまりにきれいので、どこかに飾っておきたい気分です。隣の緑のボトルはbottlegreenのGinger & Lemongrass。これはジンジャー感たっぷりの炭酸飲料だとのこと。紫のボトルはfireflyという、イギリスのハーブと果汁のみでできたエナジードリンク。fireflyの創業者は名門イートン校の出身で、学生時代に深夜までの勉強を乗り切るためによく飲んでいたエナジードリンクをもっとおいしく体にいいものにできないかということで、このドリンクを作ったそうです。ボトルの色は全部で5種類あるようで、それぞれ「wake up(目覚め)」「de-tox(解毒)」など、効果が違うようです。この紫は「chill out(リラックス)」とのこと。どれもまだ(もったいなくて)飲んでいないのですが、飲むと元気が出そうです。右下にあるのは、幸せを呼ぶケルトのラブスプーンのキーリング。ラブスプーンを贈る習慣は17世紀のウェールズで始まったもので、男性が自分で作った木彫りのスプーンを女性に贈って愛を告白したそうです。今では幸せを呼ぶお守りとして広く愛されています。それぞれのモチーフには意味があるそうで、ベルは結婚、蹄鉄は幸運。ロマンチックですね。
ガーデンテラスの帰りには弓削牧場に寄りました。目当てはスコーンとフロマージュ・フレ。ここのスコーンはチーズやハーブが使われていて、食感は「がっちり」。フロマージュ・フレは、カッテージチーズを裏ごしして、さらになめらかにしたような優しい食感。これをスコーンに塗ると美味です。ジャムにもよく合うんです。弓削牧場のレストランでこのスコーンを食べた小学生くらいの女の子が「おいしかったから買って帰ろうよ~」とお母さんにねだっていたのが印象的でした。
Item197でお知らせした<ジュピター>さんの閉店セールに行ってきました。この日の収穫はクラッカーとチョコレート! Item46でご紹介したCarr'sのクラッカーの新製品は、今までのパリパリした食感のものと違って、リッツ・クラッカーを薄くしたような感じ。小麦ふすまと胚芽が入っているので香ばしく、その粒々が舌に残るのがいい感じでした。ジャムやチーズがよく合います。チョコバーはイギリスに留学していたとき、しょっちゅう食べていました。今思うと、とても寒~い日には甘~いMars、ちょっとおなかがすいたかなというときには満腹感の得られるSnickers、普段使い(笑)にはTime Outというふうに食べ分けていた気がします。Time Outはフレークをウエハースではさんでチョコでくるんであるので、甘いけれども軽くて、つい買ってしまうのですよね。どうりで1年で何キロも太るわけです。というわけで、今回は買いだめしたい衝動をこらえて1個だけにしておきました(^^)。
阪急十三駅の近くに<Queen's Country>という雰囲気のいい紅茶のお店があると友人から聞き、週末に行ってきました。目印は「紅茶だけの店」という看板と、明治時代の蔵屋敷を改装した白い立派な建物。お店の中に入ると、甲冑や木馬などのアンティークが並び、その奥には枯山水の庭も広がって、とても和風の雰囲気。BGMはジャズで、オーナーさんはオーディオ機器にもこだわりを持っておられる様子です。メニューもそうで、飲み物は看板のとおり紅茶だけ。茶葉は規格品を使用せず、その年・季節ごとに厳選して取り寄せたものだとのこと。その繊細な香りを楽しめるよう、座席は全席禁煙。また、アイスティーにすると香りや味が薄れてしまうので、夏でもアイスティーは出さないそうです。紅茶に使っている水は、北アルプスの雪どけ水を山の奥地から汲んできたもの。カップは、オーナーさんのコレクションの中から自由に選べるようになっていて、私はウェッジウッドのマデリンでアッサムのセカンド・フラッシュ、主人はウェッジウッドのクリオでダージリンのファースト・フラッシュを頼みました。紅茶は、ポットではなく備前焼の急須に入って出てきます。備前焼は熱を逃がさず、釉薬がかかっていないので空気を自由に取り込めるため、香り高い紅茶が出るのだとのこと。飲んでみると、たしかに1杯目からしっかりと濃いお茶が出ていました。スコーンやケーキはすべて自家製で、イギリスに嫁がれたご友人のレシピをもとに焼いておられるとのこと。どれもおいしそうでしたが、今回はスコーンを選びました。このスコーンが大きくてびっくり。手で割ると、ほろほろ崩れそうな柔らかさだけれど、しっかりしていて、とても香ばしい味。少し塩味が感じられるのが、懐かしいイギリスの味でした。ジャムとクロテッドも手作りのようで、ジャムは丸ごとの苺がゴロゴロ、クロテッドはカッテージチーズのようなサラサラした感じで、とても美味でした。十三は夜の町というイメージがありましたが、昼間にこんなにゆったりくつろぎながらイギリスの味が楽しめる場所があるとは知りませんでした。また近いうちに行って、ヴィクトリアケーキやアフタヌーンティー、ハイティーなども頼んでみたいものです。ちなみに、オーナーさんはたいへんな偏屈者とご自分でおっしゃっていますが、そんなことはありません。お客さんにゆっくりくつろいでもらおうという、おもてなしの気持ちが伝わってきて、心地よい空間でした。
今話題の西宮ガーデンズに先日初めて行ってきました。5月17日から、2F西モールに入っている<The National Trust>で、イギリスの湖水地方関連のイベント(絵の展示と商品の販売)が開かれるということで、その初日に行ってきたのです。いちばんの目当てはファッジでした。チャールズ皇太子お気に入りの<トフィーショップ>のバターファッジが日本初登場ということで。そのお味は、「キャラメルを柔らかくしたもの」という私の予想と違った不思議な食感で、いわば黒砂糖の塊をバター・キャラメル味にしたような感じ。とても甘いのですが、食べ出したら止まらなくなる魔の味(?)でした。第2の目当ては「ハーディー」のグッズ。ハーディーとは、絶滅の危機を乗り越えて湖水地方に生息しているハードウィック種という羊をモチーフにしたキャラクターで、その表情がなんともかわいらしいのです。ハーディーの売り上げの一部は地元の環境保全に使われるということで、ライムグリーンのクラシックマグを購入してきました。持ち手が太くて使いやすいマグで、内側にもハーディーの顔がついているのが気に入っています。今回、3,000円以上購入の先着20人には<グラスミア・ジンジャーブレッド・ショップ>のジンジャーブレッドをプレゼントということで、私もいただきました。これも予想と違った食感で、いわば夜店の生姜板のような感じ。焼いてから日がたつと、そのように少し硬くなるそうですが、フレッシュな生姜の風味が生きていて、とても美味でした。このお店では、セーラ・ネルソンという女性が150年前に作ったジンジャーブレッドのレシピを今も守り続けているそうで、グラスミアにあるお店の建物は、元はワーズワースが教鞭を取ったこともある小学校だったそうです。行列ができるというこのお店に行って、焼きたてのジンジャーブレッドを買いたい。今はそんな夢がふくらんでいます。ちなみに、The National Trustではオリジナル商品のほかに、アンティークや、自由が丘の<ハグオーワー>の洋服なども扱っているので、ついつい財布のひもがゆるみそう。隣の西宮阪急3Fにもアンティークや雑貨好き人間の心をそそるお店があるので、要注意です!
神戸阪急にはこの4月、イギリスの雑貨やアンティークなどを扱う<みなとのてんらんかい>というお店がオープンしました。4月の初めに、もうオープンしてるかな?と行ってみたら、「明日からですよ」とのお答え。その翌日にしっかり行ってきました。なんとも美しい店内で、古きよき英国ムード満点。オリジナルウェアーは着やすそうでデザインも素敵なものばかり。雑貨の品ぞろえも豊富で、とくにキャス・キッドソンは充実しています。厳選されたアンティークにも目を引かれます。これからは神戸阪急に行ったら、まずこのお店をのぞいてみるのが習慣になりそうです。デパ地下を楽しむ人は多いですが、私の場合はデパ英国(?)が楽しみかも。姫路にある本店<English Rose>さんにはティールームもあるそうなので、そちらにもぜひお邪魔したいと思っています。
三宮にスコーンが評判のカフェがあると聞いて、行ってきました。センタープラザ西館の地下といえば、居酒屋さんとか市場のような商店などが並ぶ、ちょっとディープなイメージの場所。そこにスコーンが?なんて思っていましたが、ちゃんとありました。親しみやすい雰囲気の、かわいらしいお店が。<ANSUR(アンスール)>さんというそのお店は、女性オーナーが一人で切り盛りされていて、クッキーやスコーンなどはすべて手作り。スコーンはその日によって種類が変わるそうで、私が行ったときはプレーンと米粉の2種類でした(写真手前が米粉、奥の2つがプレーン)。お店で食べると、クロテッドとジャムをつけてくれるのですが、この日は友人への差し入れ用と自分用にテイクアウト。私がほぼ買い占めてしまったので、あとから買いに来られた方には気の毒なことに……。たしかに、このスコーン、おいしいです。とくに米粉のほうは、ちょっとプチプチっとした香ばしい食感があるのが病みつきになりそうです。オーナーさんは紅茶の知識も豊富でいらっしゃって、「今日はダージリンのファースト・フラッシュが入ったところなんですよ」と茶葉の香りをかがせてくださいました。ランチも出されていて、そのランチに使用しているお米は、オーナーさんのご実家で作られたものだそう。今度はぜひ、そちらもいただいてみたいと思いました。
おいしいものをもう1つ。私はチーズではイギリスのレッドチェダーがいちばん好きなのですが、先日たまたま、JR神戸駅のビエント神戸にある<ジュピター>でホワイトチェダーを見つけたので、買ってみました。レッドチェダーはアナトーという色素でオレンジ色に着色したものですが、ホワイトチェダーは無着色のもの。レッドはかちっとして水分が少なめで、酸味とコクがあり、ホワイトはそれよりもきめ細やかで、酸味も控えめなマイルドな口当たり。こちらのほうが食べやすい感じです。カーズのテーブルウォーター・クラッカーと一緒に食べると、いくらでも食べてしまいそうになり、ちょっと危険かも。ちなみに、ジュピターさんは近々閉店になるとのことで残念。閉店セールに行って、またいろいろと買い込んでこようと思っています。
今年の春は出だしがとても暖かく、桜も一気に満開かという勢いでしたが、すぐにまた寒くなり、おかげで桜が長期間楽しめました。ちょうどその時期に大阪へ出かける機会があり、大阪城公園まで足を伸ばしてお花見を楽しみました。ほかにも桜の名所はたくさんある中で、なぜ大阪城公園を選んだかというと、そこにはある計画が。かねてから行きたいと思っていた、玉造にある英国スイーツのお店<ブロードハースト>さんに寄りたかったからです。玉造って、もっと遠くて下町っぽいところかと思っていたら、大阪城公園から歩いて10分弱で行けちゃうのですね。教会や女子大や静かな公園に囲まれた閑静な住宅街にあるブロードハーストさんは、ガラス張りのおしゃれなお店でした。店内に入ると、正面のショーケースにカラフルで華やかなモダン・ブリティッシュのケーキがずらり。その左手には素朴な伝統的焼き菓子が並んでいます。私はイートイン・スペースで「マンボ」というケーキと、アールグレイをいただきました。スマイルがかわいいマンボは、マンゴババロアとチョコムースのコンビネーションが絶妙で、両方の素材を生かした、さわやかな味わい。アールグレイはスティック状の容器に茶葉が閉じ込められているのがちょっと気になりましたが、たまにはこういうスタイリッシュな雰囲気を目で楽しみながら飲む紅茶もいいかなと思いました。おみやげには焼き菓子を買って帰りました。ショートブレッドのほか、フルーツジャムとカスタードが層になってタルトの中に入っている「ベイクウェル・プディング」と、ヘンリー8世と妻のアン・ブーリンが愛したというチーズ風味のエッグタルト、「メイズ・オブ・オナー」。どれも懐かし~い味がしました。開店直後に行ったため、スコーンがまだ焼き上がっていなかったのが残念。この次に行くときは、もう少し遅めにしよう、またお花見とセットで……なんて、今から来年のことを考えています。ちなみに、こちらのお店は、イギリス人のパティシエ、ブロードハースト・ピーター・ジョンさんと、パティシエールの日本人の奥様が営んでおられるのですが、昨日はお二人で仲よくテレビに登場されていました。お二人が作る、今と昔のイギリスが感じられる素敵なお菓子を、いつか全種類食べてみたいものです。
秋も深まり、そろそろ紅葉の季節。とはいえ、朝夕は肌寒くても日中には汗ばむときもまだまだあって、アイスクリームがちょっと恋しくなったりします。そんなとき、ふしのさんのサイトを訪れたら、ハーゲンダッツから新しく出たイングリッシュ・ミルクティーが紹介されていて、これだ!と思い、近所のローソンへ駆け込みました。ここのローソンは品ぞろえがしょぼいので、まだ入荷していないかもしれないと思いつつ行ったのですが……ちゃんとありました。ほかの品物には目もくれず、それだけを買って、そそくさと帰宅。さっそく食べてみると、はなまるのヤックンじゃないけれど、これおいしい! ミルクの味もよくきいているし、何よりも紅茶の上品な香りがいいのです。さすがはハーゲンダッツ、絶妙のバランスで病みつきになりそうです。早く食べてしまうのはもったいないので、先日買い込んできたロンドン特集などの雑誌をめくりながら、ゆっくりと味わいました。うーん、至福の時間。近いうちにまたローソンに駆け込みそうな予感です。
料理研究家の上田悦子さんが経営されているケーキショップ<ティータイム>さんへ行ってきました。阪急六甲の閑静な住宅地にあるこのお店は、扉を開けたとたんに、おいしそうな甘い香りに包まれます。ロールケーキにシフォンケーキ、シュークリーム、バームクーヘン、タルト、バターケーキ、クッキーなどなど、そのお菓子の種類の多さにびっくり。お店で使っている食材や、上田悦子さんお勧めの道具やご著書も置いてありました。どれを買おうかクラクラしてしまいましたが、今回はとりあえずショートブレッドとチェダーチーズのスコーンを。ショートブレッドはほろほろと柔らかな歯触りで、優しいお味。ラッピングがまた素敵です。スコーンも甘さ控えめの優しいお味で、チーズとの相性がぴったり。クロテッドクリームなしでも、おいしくいただけました。うん、このお店のファンが多いというのも納得です。上田悦子さんがご自宅で開かれているお菓子教室も人気だとか。そういえば、妹の佐藤よし子さんが御影で経営されているフィニッシングスクールも素敵でした(Item108でご紹介)。ご姉妹ともに英国の紅茶やお菓子に関係のあるお仕事をされているなんて、憧れてしまいますね。
イギリスの家庭でよく食べられているお菓子に、トライフルというものがあります。トライフルとは「ありふれたもの」とか「ありあわせ」という意味で、その名前のとおり、家にある材料をささっと合わせて作れる手軽なお菓子です。シェリー酒を染み込ませたスポンジケーキに、フルーツ、カスタードクリーム、生クリームを層状に重ねるのが一般的な作り方ということですが、先日は、これをアレンジしたトライフルのロールケーキに出会いました。よく耳にするのは<パティスリー キハチ>さんのトライフルロールですが、私が見つけたのは、西元町にある<エトワール・ドゥ・神戸>さんのもの。このお店はケーキだけでなく焼き菓子やチョコレートもおいしいので、時折おつかいものを買いに行くのですが、そのときにトライフルのロールケーキをたまたま見つけて、自分用に買ってしまいました。切り分けてローラ・アシュレイのガラスの皿にのせてみたら、涼しげで夏のデザートにも合いそう。さっぱりクリームの中にはイチゴ、キウイ、パイナップル、ラズベリー、洋ナシ、ブルーベリーなどフルーツがいっぱい。何切れでも食べられそうなおいしさでした。一般的なトライフルの、ぺちゃっとしたスポンジが好きでないという方にもお勧めです。穴場的存在のこのお店のことは、本当はあまりお教えしたくなかったのですけどね(^^)。
GWに出かけた京都と滋賀へ、また行ってきました。行楽シーズン、好天気、金曜日、給料日と、人出が多くなる要素が重なり、京都駅はたいへんな混雑。でも、鴨川沿いの遊歩道は空いていたので、自転車でのんびりと北へ向かいました。行く先は、前々から雑誌で見て憧れていた一乗寺。古都の風情を残しつつも、新しい洒落たお店が点在するこの町は、とても静かで、京都駅のあの混雑がうそのようでした。白川通を少し横に入ったところに、目当ての紅茶専門店<Tea Holic>さんは、ありました。白いドアと、お店の前に並べられているグリーンが印象的でした。店内は、すっきりした明るいインテリアのところどころにかわいい雑貨が飾られていて、ほっと心が和む空間。紅茶専門店というだけあって、さすがに紅茶の種類は多く、とくにアイスティーが充実しているようでした。グレープフルーツと紅茶のセパレートティー等々に心を引かれつつも、結局はいつものアールグレイ。「ミルクを入れてもおいしい」と書いてあったとおり、このお店のアールグレイは香りが少し控えめで、たしかにミルクに合いました。さらにおいしかったのは、ケーキ! 雑誌に載っていたバナナチーズケーキを注文するつもりでしたが、「オレンジのしっとりケーキ」というのを見つけてしまい、ついそちらを注文。このケーキ、スライスしたオレンジがたっぷり入って、しっとりした上品な生地も、やみつきになるおいしさでした。お店を切り盛りされている女性の方に尋ねてみると、ケーキは自家製とのこと。このお店は、日本紅茶協会から「おいしい紅茶の店」として認定されていますが、「おいしい紅茶とケーキの店」として認定されるべきだ!と思いました。今度はぜひバナナチーズケーキを食べに行かなくては。
スコーン作りって、簡単なようで難しいですよね。バターを指でつぶすのに、けっこう力がいったりして。スコーンミックスを使えば簡単ですが、なかなか思うような味は出ない……。でも、そんな悩みを解決してくれるスコーンミックスを見つけました。R.S.V.P.誌で紹介されていたGreen's スコーンミックスは、水を加えるだけで作れてしまうという、私のようなずぼら人間にはうれしいスグレものです。しかも、おいしい! 初めて挑戦したときには、生地が薄かったのとオーブンの温度が少し低かったので、柔らかいビスケットのようなものができてしまいましたが、2度目は生地を厚くしてオーブンの温度を上げたら、狼の口もしっかり開いた、香ばしいスコーンができました(写真の手前2つはプレーン、奥のものはダークチェリー入りです)。生地をあまりこねすぎないようにしたのも、よかったのかもしれません。たまたまその日、主人がパン屋さんのスコーンを買ってきてくれたのですが、それと食べ比べてみたところ、ふたりともGreen'sのほうがおいしいと意見が一致。R.S.V.P.編集部の方は「こういうスコーンミックスのわりにはおいしい」と言っておられましたが、「……のわりには」を抜きにしてもおいしかったです。このスコーンミックスを常備しておくと、明日急にお客様が来ることになった、というようなときでも困らずにすみそうです。
Item162で宝塚サラさんをご紹介しましたが、その続報です。Item174のガーデンフィールズへ行く前に、モーニングを食べに行ったのです。なにしろサラさんでは、いわゆるイングリッシュ・ブレックファーストを出しておられるということで、楽しみにして行きました。日曜日の朝でもすでにお店は混んでいて、この日はとくに宝塚大劇場でイベントがあるということで、いかにもヅカ・ファンらしい女の子たちの姿もちらほら。さて、メニューのほうは、主人がイングリッシュ・ブレックファーストを注文。お茶はセイロンティーかロイヤルミルクティー、トーストは薄切りトーストかシナモントーストを選べるようになっていたので、ロイヤルミルクティーとシナモントーストを。私はトーストセットで、セイロンティーを。こちらはトーストが選べませんが、きっと薄切りトーストだろうと思っていると、普通のトーストが出てきてしまったので、ちょっと残念。でも、トーストの焼き加減はちょうどいいし、バターやジャムはたっぷりついてくるし、主人の皿から取ったスクランブルエッグもおいしかった! 紅茶も、もちろんです。朝は濃いめの紅茶で頭をすっきりさせたいという人には、ちょっと物足りないかもしれませんが、すっきりさわやかな味でした。インテリアも素敵なので、「これがうちのリビングなら、ここにテーブルを置いて……」などと話し込んで、すっかり長居をしてしまいました。今度はまた薄切りトーストを食べに行くことになりそうです。
リプトンの青缶といえば定番の紅茶。私はそのレトロっぽい缶のデザインと色が好きで、いつか買いたいと思っていましたが、なぜか最近まで機会を逃していました。先日たまたま<神戸グロッサリー>さんで少し安くなっていたのを見かけたので、ようやく手に入れました。ちょうどそれと時を同じくして、母から祖父(母の父)のこんな話を聞きました。「おじいちゃんは紅茶をいれるのがとても上手だった。それにハイカラな人で、茶葉はリプトンの青缶と決めていた。でも、ほかの人が同じ茶葉を使っても、おじいちゃんがいれてくれた紅茶ほどおいしくならないのは不思議だった」と。私が知っている祖父は、いつもひょうひょうとしていて、休みの日には家でゴロゴロしてばかりの、ごく普通のサラリーマン。だから、亡くなったあとで、祖父は戦時中は軍隊の偉い人だったと聞かされたときは驚きだったし、ハイカラとか家事とかとは無縁の人だと思っていたので、この紅茶の話もびっくりでした。私は祖父のことを何も知らなかったのかもしれない。もっといろいろと話をすればよかったな。そして、祖父がいれる絶品の紅茶を一度飲んでみたかったなと、今になって思うのでした。
Item89とGuest Essayでもご紹介した中野あかねさんの「すみれあかね展」が、今年も神戸でGW中に開かれました。昨年はスケジュールが合わなかったので、今年はぜひと思っていましたが、結局行けずじまいになってしまいました。今年はリッチモンドの風景が見られるとあって楽しみにしていたので、本当に残念でした。その代わりといってはなんですが、あかねさんがそのリッチモンドに行かれたときに買ってきてくださった紅茶をご紹介します。王室御用達スーパー、Waitroseのアールグレイのティーバッグは、そのパッケージが素敵。ブルーウィローのパターンと水色がさわやかです。紅茶の味もすっきり系。アールグレイは大好きという人と、クセがあって飲みにくいという人に分かれやすいと思いますが、このWaitroseは飲みやすいので、アールグレイ好きの私はゴクゴク飲むという感じで飲んでしまいました。初めて買ったアールグレイがFortnum & Masonの緑缶のものだったせいか、アールグレイといえば緑色のイメージだったのですが、今ではすっかり水色に変わりました。あかねさん、素敵なお土産をありがとうございました!
滋賀の次には京都へ行きました。今回は(今回も)とにかく歩いて歩いて。歩き疲れを癒すのにティールームへ行こうと思い、そのときに思いついたのが、四条の高島屋の2Fにある<ティーサロン ばらの木>さんでした。このお店ではスチュワード麻子さんプロデュースのアフタヌーンティーがいただけるということで、コース料理のように一皿ずつ順番に持ってきてくれるというサーブのしかたがおもしろいと思い、一度行ってみたいと思っていたのでした。でも行ってみると、やはり連休のせいか行列ができていました。京都らしく和服姿の方や、優雅そうなおばさま方ばかり。これはもう少しきれいな格好をして、ゆったりと楽しむつもりで出直したほうがいいなと思い、表の写真だけ撮らせていただいて帰ってきました。
アフタヌーンティーをあきらめて、再び街をぶらぶら。烏丸通りを歩いているときに偶然、一軒のティールームを見つけました。スタンド看板の「紅茶」という文字が目を引く<GRACE>さん。ついふらりと入っていくと、そこには静かで優雅な空間が広がっていました。シンプルなインテリアにシャンデリアやプリザーブドフラワーのアクセント、ガラスケースの中のお菓子は小ぶりで美しく、そしてお店を切り盛りされているのは、graceという言葉がまさにぴったりの、上品で素敵な女性の方でした。いただいた紅茶は香りがさわやかで、水色は鮮やか。おかげでリフレッシュすることができました。あとで調べたら、このお店は去年の秋にオープンされたとのこと。これからもずっと、安らぎの空間でいつづけてほしいと思います。
GW前半には滋賀へ行ってきました。いちばんのお目当ては、近江八幡にある<kettle>さん。一軒家のそのカフェは、玄関まわりに置かれている小物などからして、とてもかわいらしく、早く入っていらっしゃいとオーラを放っているようでした。店内の調度類もやはり素敵で、使い込まれた家具や、ずらりと並んだカップや紅茶缶などに目を奪われます。人気のメニューはアフタヌーンティー。紅茶とサンドイッチとケーキは選べるようになっていて、私はセイロン・ウバ・ハイランズにエッグサンド、リンゴのタルトを、主人はクリスマス・ティーにチキンサンド、チョコのタルトを。これにスコーンがつきます。サンドイッチはホットサンドで、ボリュームたっぷり。紅茶も、差し湯がついてくるので、ゆっくり楽しめます。そして、このお店でうれしいのは、英国本がいろいろと置いてあって自由に読めること。思わずたくさん手に取ってしまいました。ひとつ残念だったのは、お皿があまりきれいでなかったこと。お店はふたりで切り盛りされているようで、この日は連休でお客さんも多かったので、きっと大変だったのでしょうね。もう少し空いているときに、またゆっくりと訪れてみたいと思います。
この3月から4月は仕事が忙しくて、息抜きに出かけたりするひまもありませんでしたが、代わりにほっとする時間を与えてくれたのがヨークシャーティーのビスケットでした。日本ではなかなか手に入りませんが、三重の名張にある<イングルサイドカフェ>さんが通販されていることを知り、即購入しました。T字型のビスケットはかわいらしくて、どこから食べようかと迷ってしまいます。バターのリッチな味わいは、ビスケットというよりショートブレッド。オリジナル(プレーン)のほかにジンジャーやオーツ&ハニーといった種類もあり、どれも素材の味がしっかり楽しめました。イングルサイドさん手作りのスコーンも一緒に購入しましたが、これがまた素敵。生地がしっとりしていて、そしてとても大きくて食べごたえがあるのです。ひとつ食べると、おなかいっぱい。そういえば、イギリスの田舎で食べたスコーンもどっしりしていたなあと懐かしく思い出しました。イングルサイドさんのスコーンは、プレーンのほかにカレンツ、アールグレイ、アップル、メイプルウォールナッツなどもあって、どれも170円前後と、うれしいお値段。ひとつひとつ、かわいい包装がされているのも感激でした。一緒に楽しむ紅茶は、ヨークシャーで人気のベティズティールームのブレンドティーを。少量でけっこう濃く出るのですが、さっぱりした味で、お菓子によく合います。シンプルな紙のパッケージも素朴でいいですね。さて、こちらのイングルサイドさん、青蓮寺湖畔にあるというお店の写真を拝見すると、とても綺麗なログハウス。店内は、暖炉やアンティーク家具が置かれて、イギリスの田舎のおうちのよう。いつかお邪魔して、ゆったりとお茶を楽しみたいものです。美しい自然に囲まれて楽しむお茶は、格別の味がするでしょうね。
その夜は堂島にある英国風パブに行く予定でしたが、この年齢にもなるとさすがに洋食続きのあとは和食が食べたくなり、美々卯さんのうどんすきにしました。泊まったホテルは靫公園のすぐそば。季節がよければ、窓からバラ園が眺められて英国気分が味わえたのでしょうが、真冬ではしかたがないですね。そのかわり、翌日は北堀江の<ヒルズパン工場>さんへスコーンを買いに行きました。ここのお店のコンセプトは「無添加・手作りの体にやさしく美味しいパン」ということで、スコーンもたしかにやさしいお味でした。見た目はゴツゴツとしていてロックケーキのようですが、食べてみると意外にもしっとり。カントリーマアムのような食感と言ったらいいでしょうか。チョコチップスコーンは、ブラックとホワイトのチョコがごろごろ。キャラメルナッツスコーンは、とろとろキャラメルにアーモンドがごろごろ。それでいて甘さ控えめの、うれしいスコーンでした。パン大好きの私は、実は靱公園そばの<ブランジュリ タケウチ>さんでもパンを買い込んでおりまして……。アールグレイのクリームが入ったパンがとくにおいしかった! 近いうちにまた大阪で英国三昧するぞと心に決めて、神戸に帰ってきたのでした。
大阪には心斎橋コーヒ院研究所さんが展開している英国風の飲食店がたくさんあり、いつか行ってみたいと思っていましたが、先日、大阪で一泊する機会があったので、淀屋橋にあるお店に行ってきました。オフィス街のビルを地下へおりていくと、そこには吹き抜けの空間が広がり、左手に<オフィシナ・デル・カフェ>、正面に<パブ・ロイヤルハット>、右手に<オールド・ローズ・ガーデン>と、同研究所の系列店が3軒並んでいます。緑も豊かで、まるでここだけが英国にトリップしたよう。オフィシナ・デル・カフェは英国のカントリーサイドにあるティールームのような落ち着いた雰囲気で、とても心惹かれましたが、雑貨の販売もしているオールド・ローズ・ガーデンの誘惑に負けて、そちらへ。中へ入ってみると、かわいらしい小物が所狭しと並んでおり(ここでかなりの時間を費やしたことは言うまでもありません)、その奥に花柄のインテリアを基調としたティールームがありました。注文したのはクリームティーのセット。プレーンとブルーベリーのスコーンにホイップクリームかクロテッドクリームとジャムがつき、紅茶は好きなものを選べるとのことで、歩き回って喉が渇いていた私は、さっぱり系のオレンジティーにしました。この紅茶、オレンジの香りがほどよく、水色(すいしょく)もきれいで楽しめました。スコーンは「オオカミの口」と呼ばれる割れ目がつき、温め方も上手で、表面はさくっと、中はパサパサしすぎず、ほどよいしっとり感がありました。まさに王道のスコーンという感じ。これでジャムがブルーベリーのほかにもう1種類ついているといいな、なんて思うのは欲張りですね。ちなみに、パブ・ロイヤルハットはこの日はお休みでしたが、キャッシュ・オン・デリバリー方式で、フイッシュ&チップスやローストビーフもある、本格的な英国風パブだとのこと。店内は英国直輸入のアンティークの宝庫というお話なので、次の機会には行ってみたいと思っています。オールド・ローズ・ガーデンとパブ・ロイヤルハットの店内の様子が写っているポストカードをいただいてきましたので、U.K. Postcard Galleryでご紹介しています。そちらもぜひご覧ください。
先日、うれしいおみやげをいただきました(Jessicaさん、ありがとうございます!)。マークス&スペンサーのオーガニック・ビスケット。マークス&スペンサーといえば庶民的で知られるデパートで、私もイギリスにいたときは(とくに食品売り場を)よく利用していたので、懐かしさでいっぱいになりました。私がいたころにはまだオーガニック食品というものがそれほど注目されていなかったのですが、今ではマークス&スペンサーもオーガニック・シリーズを種類豊富に取りそろえているそうです。このビスケットは甘さも控えめで香ばしく、ラズベリーとクランベリーのつぶつぶがさわやかなアクセントになっています。とてもおいしかったので、主人と争奪戦になりましたが、7対3くらいで私が勝ったかな? カラフルでかわいらしいパッケージも折りたたみやすい作りになっていて、環境に配慮していることがうかがえました。このオーガニック・シリーズ、ぜひほかの商品も試してみたいものです。空のスーツケースを持って、またイギリスに行かなくては。
Item162のサラさんではスコーンもおいしそうだったので、買って帰りました。ここのスコーンは形が変わっていて、菓子パンのような感じ。でも、お味はしっかりスコーンでした。焼き具合がほどよくて、よけいな味がついていないので、クロテッドクリームとジャムに本当によく合います。スコーンの種類はプレーンと紅茶(こちらは生地が全粒粉?)の2種類で、店内で食べるときにはクロテッドクリームとホイップクリームのどちらかを選べて、ジャムも2種類ついてくるようです。このほかメニューには、ブレックファーストのセットなどもありました。薄切りトーストがおいしそう! 日本でこれが食べられるお店はあまりないので、ぜひまた食べに行きたいと思います。
さて、こちらはサラさんの1階下のGフロア(←この呼び方がまたイギリス風でうれしい)にある<Toit Fleur(トワ・フルール)>という雑貨屋さんで購入した、ブロカント品の陶器のジャーです。私の大好きなお店であるFORTNUM & MASONのロゴ入りで、しかも大好きなSTILTON CHEESEの容器ということで、一目惚れしてしまいました。いつも、こうした容器を買うときには、中に何を入れるか使い道を決めてからしか買わないようにしているのですが、今回は「あとで決めればいいかな」と、とりあえず買ってしまいました。ベージュと茶の落ち着いた色合いも気に入っています。これと同じ配色のお酒のボトルも持っているので、またそのうちご紹介します。まずは、このジャーに何を入れるか決めなくては。
今年は主人が厄年にあたるので、日曜日に宝塚の清荒神に行ってきました。そのとき私の頭の中には、「帰りにTEA HOUSE SARAH(サラ)へ寄ろう」という、よからぬ考えがひらめいて。罰が当たりそう、とは思ったのですが、宝塚にはめったに行く機会がないのだからと自分に言い訳し、強行してしまいました。英国好きの人ならたいてい知っているサラさんですが、私はまだ写真でしか知らず、行ってみると、宝塚駅前の百貨店やショッピングセンターが立ち並ぶ中に、そのお店はちょこんとありました。まだ開店してまもない時間だというのに、すでに満席。でも、待ち合いの椅子がケーキのショーケースの向かいにあるので、じっくりとケーキを目で楽しむことができました。ケーキはすべて自家製だそうです。店内は、テーブルクロスからカーテン、メニューにいたるまで花柄で統一されており、あちこちにアンティークな小物などが飾られて、いかにも英国の田舎のティールームという感じ。私が選んだメニューは、イングリッシュマフィンにバターとホイップクリームとジャム、それに紅茶のついたセットだったのですが、間違ってマフィンのモーニングセットが来てしまい、クリームとジャムがベーコンエッグとハムとサラダに化けてしまいました。でも、これはこれでおいしかったので、逆にラッキーだったかもしれません。マフィンは香ばしくて、いくらでも食べられそうでした。主人のほうは、ビーフシチューがメインのハイティーセットを注文。ハイティーというのは夕方にいただくものと思っていたのですが、サラさんでは朝からいただけて、これもラッキー。シチューはビーフがたっぷりで、少し味見をさせてもらったら、フランスパンとの相性もぴったりで美味でした。主人がデザートに選んだチョコオレンジケーキもまたおいしくて、ほとんど私が横取り状態に。実はこのケーキも、最初は間違ったものが来てしまい、取り替えてもらったもので、その点は残念でしたが、あとは満点でした。厄年が終わってお札を返しに行くときには、またここに立ち寄りたいものです。サラさんの近くには、英国風ナチュラル庭園のある宝塚ガーデンフィールズというところもあるので、今度はそこにも寄ってみたいと思っています。それなら、お札を返しに来るのは気候のいい春にして……なんて言っていたら、本当に罰が当たりますね。すみません!
お正月休みに浜松へ行ってきました。とくに目的があったわけではないのですが、どこかへドライブにでも行こうという話になり、それならば、おいしい紅茶の飲めるお店があるところへということで、浜松に決まったのでした。急きょ、選んだお店は<喫茶ザイン>さん。日本紅茶協会から「おいしい紅茶の店」として認定されているお店です。カーナビがなく、地図もおおざっぱなものしか持っていなかったので、ちゃんと見つけられるか心配でしたが、少し迷いはしたものの、無事に到着。住宅街の中にひっそりと立っているお店は、どっしりとしたレンガ造り。店内は広々としていて、美しい絵画が飾られ、クラシックのBGMが優雅な雰囲気を作り出していました。テーブルとソファも大きめで、ゆったりとくつろぐことができます。メニューは、紅茶と中国茶の種類が豊富で、静岡らしく日本茶もありました。お茶はポットで出してくれるので、本でも読みながら、ゆっくりと楽しむことができます。自家製のケーキも数種類あって、とても迷いましたが、やはり英国風にこだわってスコーンをチョイス。ここのスコーンは表面がつるりんとして、マカロンみたいに上品な形をしていました。お味もやはり上品。ホイップクリームではなくクロテッドクリームが出され、ジャムも3種類の中から選べるというのがうれしいところでした。2Fは茶葉や茶器などの販売コーナーになっており、これまた種類が豊富。ひとつひとつ違うカップなどを見ていくのはとても楽しく、あっという間に時間が過ぎてしまいました。機会があれば、また行ってみたいお店です。今度はちょっとおしゃれな本でも持って。
先日、毎年恒例のロゴス懇親会を拙宅で開きました。その際にテーブルを美しく飾ってくれたのが、このお花。富山から来てくださったメンバーの方がイングリッシュ・フラワー・アレンジメントの達人でいらして、前夜宿泊されたホテルのお部屋でこれを作り、持ってきてくださったのです。そのお気持ちがとてもうれしいですね。
また今回は、私を含めてアルコールに弱い人が多かったので、ソフトドリンクが活躍したのですが、評判がよかったのはFentiman'sのVictorian LemonadeとMandarin and Seville Orange Jiggerでした。もっと甘いと思っていたら、どちらも意外とあっさりした自然な味で。中身が入っているうちに写真を撮ればよかったのに、気づいたのは、みなさんが帰られたあと。でも、この空き瓶がレトロな感じで気に入っています。
デザートは十勝しんむら牧場から取り寄せたスコーンとクロテッド・クリームで盛り上がりました。日本でクロテッド・クリームを作っているところは数えるほどしかありませんが、しんむら牧場はそのひとつ。放牧牛乳のみから作ったクリームは、イギリスのものに近い味がしました。スコーンも、その放牧牛乳の味が利いていて、クリームとの相性ぴったり。甘さ控えめに作られているので、同牧場のミルクジャムも一緒につけると絶妙の味わいでした。もちろん、ジャムとの相性も抜群。チャールズ皇太子プロデュースのオーガニック・ブランド、ダッチー・オリジナルズのラズベリーwithライムジャムや、主人の親戚のみかん農家で手作りしているマーマレード、それに取材の方がお持ちくださったイタリアのファブリ・アマレーナ(ワイルドチェリーのシロップ漬け)と、いろいろなものを塗って食べてみるのは楽しいものでした。紅茶も取材の方からのもので、ストランドのプリンス・オブ・ウェールズ。すっきりした味の紅茶で、しんむら牧場の放牧牛乳とよく合いました。と、こうして書いてみると、今回はロゴスの活動を取材していただくということだったのに、なんだか食べてばかりいたような……。大口を開けて食べているところが本に載らないようにと祈るばかりです(笑)。
Item149でご紹介したTAVENERSのCARA MINTS。これが買えるオンライン・ショップを見つけました。しかも特価で。買いだめしたのは言うまでもありません。これは本当にカラメルとミントのバランスが絶妙で、クセになる味なのです。仕事をしていて頭が疲れてきたときに、ひと粒食べると元気回復。翻訳作業に欠かせない友になりつつあります。ここのショップでは、ほかにもいろいろな輸入食品を安く売っているので、いくつか一緒に買いました。アルペンのノンシュガーのシリアルは、小麦フレークとオート麦のサクサクした食感に、ヘーゼルナッツやアーモンドの香ばしさ、レーズンの自然な甘みと、いろんな味が一度に楽しめる、忙しい朝の味方です。シェアウッドのカレーソースは初めて使ってみましたが、とても手軽でした。鶏肉と野菜を適当な大きさに切って炒め、あとはこのソースを加えて数分間煮込むだけで、できあがり。普通のカレーとしてバターライスなどにかけても、もちろんおいしいですが、マイルドな味なので、ソースの量を調節すれば、カレー風味の炒め物としても食べられます。今回は鶏肉に合うバタークリーム風味の「マカーニ」を選びましたが、柑橘系の酸味が利いた「ティッカマサラ」や、クリームとココナッツ風味の「コルマ」、スパイスの利いた辛口の「マドラス」といった種類もあるので、また試してみたいと思っています。ちなみにシェアウッドとは、1860年からあるインド料理の代表的ブランドで、英国王室御用達にも認定されているそうです。王室の方々はどんな場面でこのソースを使った料理を食べているのでしょうか、見てみたい気もします。
神戸の東門筋といえば、飲食店の立ち並ぶにぎやかな場所ですが、三宮駅のほうからこの通りを北へ歩いていくと、通りの中ほどの左手に、ビーフィーターが門番をしているお店が現れます。ここはロンドン塔?と錯覚しそうな、この<AZABU BAR>は、スタンディング・スタイルのバー。といっても、店内の雰囲気はバーというよりもロンドンのパブという感じ。フィッシュ&チップスをおつまみにお酒を楽しむもよし、待ち合わせに利用するのもよし、とにかく料金がリーズナブル(チャージもなし)なので、気軽に立ち寄れるお店です。2階には行ったことがないのですが、隠れ家ふうの造りになっていて、テーブル席があるらしいので(こちらはチャージあり)、今度はそちらへ行ってみたいと思っています。なんだかディープな時間が流れていそうですよね。なぜこの場所にイギリスふうのお店を? なぜ神戸なのに麻布? と、謎はまだまだ残っているので、これから解明に励まなくては。
もう1週間ほど前の話になりますが、大阪・うめだ阪急で開かれた英国フェアに行ってきました。毎年、神戸大丸の英国展に行っていましたが、このところ開催がないので、今年は阪急さんのほうへ。私と同じようにこちらへ流れていった方も多かったのでしょうか、朝一番に出かけたのに、もう人、人、人。目当てだった<クラリッジスホテル>のクリームティーは、すでに2時間待ち! しかたなく、あきらめました。でも、それよりも今回は、講演にいらしていた小関由美さんと木島タイヴァース由美子さんとお話ができたので、それだけで満足でした。おふたりとも、とても気さくにおしゃべりしてくださり、心がほんわか温かくなりました。おふたりによると、「今日はこれでも空いているほうで、昨日なんて歩くこともできないくらい混んでいたのよ」ということ。すごいですね。
会場には、こんなバーカウンターもあり、雰囲気満点。お酒の飲めない私は、素敵なおじさまたちをうっとり眺めるだけで終わってしまいましたが……。チーズのコーナーは、珍しい種類のものがそろっていましたが、お値段もそれなりによいので、たくさんは買えなくて残念。
でも、選びに選んで買ったレモンピール入りのホワイト・スティルトンは、ほっぺたが落ちそうなほどおいしかった。ほろほろとした食感のチーズはさっぱりしていて、レモンの酸味がさわやか。上品なチーズケーキを食べているような感じで、紅茶との相性もぴったりでした。そして、これからの季節に重宝するコーディアル。去年は別のメーカーのオーガニック・エルダーフラワーで風邪知らずでしたが、今年はオーガニック・ジンジャーを試してみることに。今年もこれで大丈夫かな?
自由が丘の紅茶専門店<セントクリストファー>さんの店先には『R.S.V.P.』誌が置いてありました。前は『英国特集』といっていたこの雑誌は、今号からリニューアル。さらにパワーアップして、美しい写真とともに英国の情報をたっぷりと伝えてくれる内容となっています。私も今回、1ページだけですが記事を書かせていただき、こんな素敵な誌面に参加できたことをとてもうれしく思っています。ぜひ、たくさんの方に読んでいただいて、英国のことを知っていただけたらと思います。
先日、久しぶりに岡本界隈へ行きました。今日の目当ては<Honey House Stableford Green>さん。ここのティールームは、ニュージーランドのマヌカハニーを使ったケーキや料理が有名ですが、お店の雰囲気は英国風。場所は、私の好きな<NAIFS>という雑貨屋さんの近くということで、すぐ見つかると思っていたら迷ってしまい、しかもお店の名前が「ハニーなんとか」しか思い出せなくて……。NAIFSの店員さんと「この近くに英国風のティールームはないですか?」「ああ、ハニーなんとかというのがありますよ」「そうそう、そのハニーなんとかです!」というやりとりを繰り広げて、お互いに笑ってしまいました。雨の中、お店にたどり着くと、表でかわいらしいお花が出迎えてくれて、ほっと安心。中に入ると、バラのクロスがかけられたテーブルが並び、いかにも英国風でうれしくなりました。驚いたのはメニューの豊富さ。ロイヤルハニークリームティー、かぼちゃのはちみつケーキ、アフタヌーンティーセット、ベジタリアンサンドなどなど、あれこれ迷ったあげく、ショーケースの中でひときわ輝いていたサマープディングと紅茶をいただきました。サマープディングにはアイスクリームとホイップクリームがついてきて、プディングの中にゴロゴロと入っているベリー類と一緒に食べると、酸っぱさと甘さが混じって、なんとも幸せな味。紅茶はポットで出てきて、注し湯もしてもらえるので、ゆっくりと過ごせます。ポットにくっついている緑の葉っぱの形をしたものは、ハンドルホルダー。こうしたかわいいグッズを売っているコーナーもあり、また購買意欲をそそられてしまいましたが、とりあえず今回は、おみやげ用にスコーンを。スコーンはプレーンとクルミの2種類がセットになっていて、ホイップクリームもついています。けっこうしっかりしたスコーンなので、少し温めて、このクリームやジャムをつけて食べるのがお勧め。写真のハチミツは、同じく岡本にある<HAND IN HAND>という雑貨屋さんで買った、イギリスのMartlet Natural Food & Drink Ltdのもの。クランベリージュースが入っているところが魅力です。ここのお店は昨年リニューアルをして以来、輸入食品が充実して、買い物が楽しくなりました。ブリストルから入荷したばかりというローコム・オーガニック・アイスクリームにも興味津々だったのですが、これは次回の楽しみに。
前回に続き、滋賀の話題です。今回は大津。ここでハリーポッターのお菓子に出会えるとは驚きでした。<自然派イギリス菓子のダダダック>という、そのお店の「オーナー魔女」さんは、創元社から『ハリーポッターと魔法のご馳走』というご著書も出されている、クラリッジ玲子さん。こちらのお店のお菓子は、卵・牛乳・バターなどの動物性アレルゲンを使用していないため、あっさりした優しいお味で、カロリーも低め。安心して食べられます。種類もたくさんあるので、どれにしようか迷ってしまいますが、今回は「よくばりセレクション 三日月」という詰め合わせを買ってみました。セットの内容は、子がもクッキーにロックケーキ、ミンスパイ、糖蜜パイ、ラズベリー&アップルクランブル、バナナのスコーン、ショートブレッドと、イギリスの伝統的なお菓子&ハリーの大好物のお菓子がびっしり(今回はたまたまバナナのスコーンとショートブレッドがまだ焼き上がっていなかったため、かわりにクッキーを増量してもらいました)。ここへさらに無農薬紅茶とカスタード粉までついているという親切さです。どれもおいしかったのは言うまでもないのですが、中でもいちばん気に入ったのはロックケーキ。スコーンをもう少し硬くしたような、岩みたいにゴツゴツとしたお菓子で、とても素朴な味。中に入っているドライフルーツと生地との相性も抜群です。そのまま食べてもよし、電子レンジで温めてもよし。カスタード粉と牛乳で作ったカスタードクリームをとろ~りとかけて食べてもおいしかったです。ちなみに、こちらのお菓子はネットのほかに、クラリッジ玲子さんのご実家の和菓子屋さんでも購入することができます。私はお店のほうに買いに行ったのですが(正確には私は電話で注文しただけで、取りに行ったのも、お金を払ったのも主人^^なのですが)、この和風のお店にイギリスのお菓子が?という意外さが、また素敵でした。ダダダックの魔力に引きつけられてリピーターになってしまいそうです。
Item148でご紹介した虹の郷のマーガレットというお店は、ショートブレッドの品揃えが豊富。ピーターラビットのものやイギリス以外の国のものも置いてありましたが、中でも心引かれたのはWalker'sのシリーズ。ほかのお店では見たことのないフレーバーのものまでありました。いくつか購入したうち、いちばん気に入ったのは、このアーモンド・ショートブレッド。サクサクの生地にアーモンドの香ばしさが漂って、二重のおいしさが味わえました。もうひとつ、ミントに心引かれてTAVENERSのCARA MINTSというドロップを買ってみたら、これが大正解。最初はミントのさわやかな味が口に広がって、そのあとカラメルの甘みがじわーっと。これがとても不思議な感じなんです。しつこい味ではないので、ひとつ、またひとつと手が伸びてしまいます。すっかり病みつき。ショートブレッドもドロップも、もうなくなってしまったので、また近所で買えるところを探さなくては。
昔食べたキットカットのオレンジ味が忘れられなくて、また発売してほしい!と、ことあるごとに叫んでいました(笑)が、ようやく出ました。でも今回のは、ブランディ&オレンジ味。アルコール使用量は1.0パーセントということで、「お酒の弱い方はご遠慮ください」と書いてあったので、お酒がだめな私にはどうかなと思いましたが、オレンジチョコの誘惑には勝てません。食べてみると、アルコールは気にならず、ビターオレンジという感じの大人の味。ちょっと病みつきになりそうです。2本入りは少ないなあ、なんて最初は思いましたが、食べたあと胃がちょっと熱くなった気がしたので、2本でやめておくのがちょうどいいのかもしれません。少し前に同じネスレからアフターエイトのブランディ&オレンジというのも出ていましたが、お酒が入っていてもいいからやっぱり買ってみようと思ったときには、もう店頭からなくなっていました。まだ売っているお店をご存じの方がいらしたら、教えてください。
スポードのブルーイタリアンの食器を少しずつ集めています。和食器と並べても合う、この色合いが素敵。今回はナッツボウルを。ポプリボウルとも呼ばれていて、ポプリを入れるのがポピュラーなようですが、うちではスープや煮物や、いろいろに使っています。さて今日は何を入れようかなと考えていたら、冷凍庫にパイシートがあるのを思い出し、これでミニ・デニッシュを作ることに。作り方は簡単。半解凍のパイシートを2、3ミリの厚さに伸ばし、フォークで空気穴を数カ所空けて、適当な大きさの長方形に切る。その生地でキットカット(今回はミニを使用)を巻き、巻き終わりを溶き卵で留め、残りの溶き卵は表面に塗る。クッキングシートを敷いた天板に並べ、200度のオーブンで10分ほど焼く。コツは、パイシートを必ず半解凍にすることと、巻き終わりをしっかり留めること。パイがサクサク、チョコレートがとろ~り、ウエハースはさっくり。冷めてもチョコはふんわりでおいしいのです。
昨日は、あまりにいいお天気につられて、メリケンパークで開かれているフリーマーケットまで歩いて行ってきました。いつも出店されている骨董屋さんが来られていなかったので、残念ながら収穫はなく、大丸で朝食用のパンでも買って帰ろうと、いつもの三角地帯(Item71)をとろとろ歩いていると、「ブリティッシュ珈琲」の文字を発見。この<旧居留地CAFE>さん、そこにあることは前から知っていましたが、なぜかいつも素通りしてしまって、一度も入ったことがありませんでした。でも、今日はこの文字を見たからには素通りするわけにいきません。中へ入ってみると、なんとも落ち着いたインテリアに、コーヒーのいい香り。店員さんに尋ねてみると、そのブリティッシュ珈琲とやらは、ブルーマウンテンのブレンドで、格調高い風味がイギリスのイメージとのこと。NIKKOのブルーウィロウで出してくれました。上品な香りと、バランスのいい風味で、歩きすぎて棒になった脚も、この一杯のおかげで元気回復。フリマの収穫はなくとも、素敵なひとときを味わうことができて、なんだか得をしたような一日でした。
『電車男』でますます有名になった<ベノア>さん。その影響を受けたわけではないのですが、ここのスコーンを食べたくなって注文しました。5個入りしか売っていないので、種類がたくさん買えないのは残念だけれど、きれいな箱に入ってくるので、まあいいかなという気になります。今回は紅茶、フルーツ、レモンの3種類をクロテッドクリームと一緒に注文。ここのクロテッドクリームはコーンウォールから直輸入なので、味は確か。使いきりのできる量なのもうれしいのです。そして、今回初めて買ったプルマンブレッドは、なんとも言いようのないくらいおいしかったです。ずしーんと重くて食べごたえがあり、ライ麦パンなのに、特有の強い風味はなく、そのまま食べてもサンドイッチにしても美味でした。私の中では、今年のおいしいパン大賞1位かなと思ったりしています。
Item112でご紹介したFortnum & Masonのサー・ナイジェル・ヴィンテージ・マーマレードの味が忘れられず、京都大丸のフォートナム・アンド・メイソン・コンセプト・ショップに行ってきました。ここにはパンのコーナーもあるのですね。イギリス山食など、いろいろと買ってしまいました。写真のうずまき模様のパンは、ピスタチオが入っていて豊かな風味でした。肝心のマーマレードは、小さい瓶のほうにして、もうひとつレモンマーマレードを購入。こちらはもったいなくて、まだ開けていないのですが。Fortnum & Masonの商品は輸入食品店で気軽に買えていたのが、今は関西では京都でしか買えなくて、値段も高くなってしまったのが残念。ユーハイムさんが輸入しているようなので、神戸でもお店を作ってほしいですね。そして、もう少し安くなれば、さらにうれしい。
京都滞在2日目の今日は、麩屋町通にあるイングリッシュ・ティールーム<Miss Daisy>さんへ行ってきました。いつもこのお店の前を通っては気を引かれながら、たまたまおなかがいっぱいだったり、お茶の時間帯でなかったりで、行く機会を逃していました。中へ入ると、何もかもがかわいらしい! イギリスのカントリーサイドのティールームの雰囲気そのままでした。紅茶はもちろんポットサービス、ケーキはホームメード。それらがアンティークのティーカートで運ばれてきて、ますます雰囲気を盛り上げてくれます。私が注文したアールグレイは、スモーキーな深い味わいで、ほかでは飲んだことのないおいしさでした。ミルクティーシフォンケーキも絶品。そしてお店の一角には、オーナーの奥様手作りだという小物類の販売コーナーが。ご夫婦の愛情がいっぱいつまったお店でした。
写真で見て、そのかわいい形に惹かれ、いつか食べてみたいと思っていた<進々堂>さんのスコーン。京大北門前のお店まで食べに行ってきました。コーヒーか紅茶とセットで580円(アイスは+30円)。このお値段でスコーンが3つに、生クリーム、バター、ブルーベリージャムがついてきます。スコーンのお味は、いわゆるイギリス風のほろほろしたのとは違っていて、ちょっと硬めで菓子パンのような感じ。なんだか懐かしい気分になる、純粋であっさりした味で、なるほどこれにはクロテッドクリームよりバターのほうが合うと思いました。テイクアウトしてトースターで温めてもおいしそう。進々堂さんにしかないこの味を、これからも守り続けてほしいと思います。お店の様子も、Galleryの京都写真館2006でぜひご覧ください。
うれしいメールをいただきました。昔、私が書かせていただいていた映画館のかわら版を、現在はその方が書いていらっしゃって、私と同じようにイギリスや紅茶がお好きということで連絡をくださったのです。HPを持っていると、こんな出会いがあるからうれしいですね。その方がいつも茶葉を買われるというお店を教えてくださったので、行ってきました。神戸駅の近くにあるクィーンズウェイさん。素敵なお店でした! 外は普通のビルなのに、中に入ると畳が敷いてあって民家風です。ミルクティーに合うお茶で、お店の方お勧めのものの中から「キャンディ」というお茶を選びました。茶葉を袋に詰めていただいているあいだ、入口の土間に置かれたソファーで待つ時間は、わくわくで楽しいものでした。包装紙と、おまけのティーバッグもかわいい! また行きたくなるお店でした。
姫路駅の近くにある<パブリックハウス・ホサンナ>さん。ここは、キャッシュ・オン・デリバリーでお酒と食事が楽しめる、本格的なブリティッシュ・パブ。シャンディーガフが飲めるのもうれしいし、スコットランド風ローストビーフや英国風ハヤシライスといったメニューも気になります。フィッシュ&チップスはテイクアウトも可能で、揚げ方がカツタイプとフリットタイプから選べます。私が選んだのはフリットタイプ。イギリスで食べたフィッシュ&チップスと同じ味がして懐かしかったです。
こちらは姫路駅前に昔からある喫茶店。<ケンジントン>という名前やイギリス風の雰囲気が気に入って、姫路に行くといつもここへ寄っていました。メニューはとくにイギリス風ではないのですが、コーヒーやケーキ、ジュース類もおいしいです。店内も静かで落ち着けるので、駅前でお茶をするならやはりここかなと思います。ところで、姫路で喫茶店に入ると、おまけでお菓子がついてくることが多いのに気づきました。フィナンシェとか甘納豆とかがついてくるのです。お茶におまけ、ということでは名古屋も有名ですね。前に行ったお店ではコーヒーにハッピーターンがついてきました。ロイヤルミルクティーに柿の種というのもあって、それはさすがにびっくりしましたが。もしかして名古屋の人は辛党? 地域によっていろいろと違いがあっておもしろいですね。
姫路の手柄にある<灘菊酒造>さん。古い酒蔵の建物が並んだ前にロンドンバスが止まっていてびっくりしました。以前はこの中をバーとして使っていたようです。バスに掛けてある看板にはこんな口上が。「太平洋を渡って、はるばると日本にやってまいりましたので、長旅の疲れもあり、多少時差ぼけも残っております。いきなり皆さんをロンドン市中へご案内するのもいささか心もとない気がします。ウォーミングアップをかねて酒蔵巡りをすることにしました。(なに分老体ゆえ、時折休憩が必要かと思うのですが…)」。その言葉に誘われて中に入ると、見学のできる酒蔵や、売店、食事処などがありました。なぜロンドンバスなのかは疑問のままですが、ここの売店で買った砂糖不使用の甘酒や、自家製ざる越し豆冨などは、とてもおいしかった。食事処では備長炭で焼き上げたローストビーフも味わえるそうなので、次回はぜひそちらに行って、バスの謎もさぐってみたいと思います。
Item115でご紹介したバップスアンドバンズさんのお菓子の味が忘れられなくて、ほかのお菓子やパンを今回は注文してみました。その中でとくに気に入ったのは、このパスティとサマープディング。パスティはお肉と野菜がゴロゴロ。とても自然な味で、イギリスで食べたものよりおいしかったです。サマープディングはしっとりふわふわで、ベリーのさわやかな甘酸っぱさがたまりませんでした。イギリスの夏の味を堪能させていただきました! さて次は何にしようかしらと、もはや商品リストを眺めています。
このところ主人の仕事の関係で私も姫路に行くことが多く、イギリスの香りがするものを求めて姫路の街をうろついています。先日見つけた輸入食品店<ジュピター>さんでは、たまたまシリアルのセールをしていて、ドーセット・シリアル社のドーセット・ミューズリーが安くなっていたので買ってきました。全体の45%がナッツ&フルーツということで、オート麦や大麦などのフレークの中に、バナナチップやアプリコット、ひまわりの種、ヘーゼルナッツ、カシューナッツなどがたっぷり入っています。砂糖や塩は使用していないので、自然な味でヘルシー。2003年の英国ウエスト・カントリー食品ショーで金賞を受賞したというのもうなずけます。このミューズリーのおかげで朝食が楽しくなりました。ナッツ&フルーツが40%のものもあったので、次回はそちらを試してみたいと思っています。
奈良に出かけたとき、<やまや>さんという輸入食品店で新たなショートブレッドを見つけました。タータンチェック柄で六角形のパッケージがかわいいCAMPBELLS SHORTBREAD CHOCOLATE CHIP KILTIES。スコットランドの名門ベーカリー、キャンベル社の製品で、1830年の創業以来、添加物をいっさい使わない伝統的製法を守ってきたことが確かに感じられる、優しいお味でした。口に入れると、ほろほろっとくずれてバターの味が広がり、そこにチョコチップの豊かな味が加わって……と書いていると、また食べたくなってきました。どこかもっと近くで買えるお店があったらいいのに。
中山手通を歩いているといつも、このお店のことが気になってしかたがありません。外観はパブ風ですが、英国風レストランというだけあって、表に出してあるメニューボードを見ると、どれもおいしそう。人気メニューは、ボリュームたっぷりのキングバーガーと、かりっと揚がったフィッシュ&チップスだとか。写真を見ると、キングバーガーはふっくらのお肉に目玉焼きつき。フィッシュ&チップスも本当においしそうで、英字新聞にくるんであるのがおしゃれでした。お得なコースメニューもあるようです。夕方からしか開いていないので、なかなか行けないのですが、いつかきっと(おなかをよくすかせてから)行ってみたいと思っています。
奈良県立美術館の帰りに寄った英国風ティールーム、<ティースコーネ>さん。オリジナルブレンドの紅茶に、スコーンはこうでなくっちゃという見本のようなスコーンを、スポードの食器で出してくれるお店でした。その一角には紅茶やお菓子、スポードの食器などの販売コーナーが。紅茶とスコーンを味わいつつも、そちらのコーナーが気になって、ちらちら見てしまうのでした。あそこにあるもの、ぜーんぶ欲しいなあと。スコーンがとてもおいしかったので、テイクアウトもしようと思ったら、テイクアウト用のはすでに売り切れ。人気商品なので、早い時間に行かないとダメなようです。その代わり、クッキー類を買って帰りました。ショートブレットに、そば茶サブレに……これがまた種類豊富なんです。お店の外観も、イギリス好きにはたまらない雰囲気。Galleryの京都写真館2006に写真を載せていますので、ご覧になってみてください。
緑龍館の、ふしのさんから思いがけないプレゼントをいただきました。広島のバップスアンドバンズさんのお菓子です。本場コーンウォールで修業をしてこられたという、このお店のことをネットや雑誌で見かけて、一度食べてみたいとずっと思っていたので、包みを開けて大喜び! さくさくしたパイに、さわやかなドライフルーツが入ったエクルズ。しっとりした食感とジンジャーの香りが口の中に広がるジンジャーブレッド。さっくり&しっとり、濃厚ながらもさっぱり、という絶妙の味のショートブレッド。どれもこれも深い味わい。まさに職人さんのお味でした。お菓子を食べてこんなに幸せな気分になれたのは久しぶりです。ふしのさん、ありがとうございました!
Item28でご紹介した、実家の向かいの娘さんが、またおみやげをくださいました。今度はFortnum & MasonのSir Nigel's Vintage Orange Marmaladeのビスケットと、H.R.HigginsのROSE CONGOUという紅茶。なんてお洒落な取り合わせなのでしょう! Sir Nigelというのは、19世紀にFortnum & Masonの顧客であった貴族で、そのナイジェル卿から「もっと苦いものを」との注文を受けて特注品として作られたのが、このサー・ナイジェル・ヴィンテージ・マーマレード。厚切りの(ただし幅8ミリ以内と決まっているらしい)オレンジピールが入っていて、苦味があっておいしい! エリザベス女王2世御用達のH.R.ヒギンス社は、ロンドンの最高級住宅地メイフェアーに本店がある、イギリス有数のコーヒー・紅茶の専門店。このローズ・コングーは、バラの花びらが入った中国の紅茶で、色も香りも華やかで楽しめました。パッケージがまた素敵。神戸の北野にもショップができたので、また買いに行こうと思います。このショップがまたまた素敵なんです……。
カルフールのお菓子売り場を(いい年をして)うろうろしていたら、まだ食べたことのないショートブレッドを見つけました。原産国はイギリスとなっているけれど、名前はフランス語のようで、DST SHORTBREAD PUR BEURRE。あとで調べてみたら、DST(デスティナシオン・サヴール)というのは、海外の料理に憧れるフランス人のために2000年に設立されたプライベートブランドで、さまざまな国の味をフレンチテイストに仕上げた商品とのこと。フランス語でデスティナシオンは「旅先」、サヴールは「味」を意味するらしいです。PUR BEURREは「純バター」。さて、フレンチテイストのショートブレッドとはどんな味かと食べてみたら、イギリスのWalkersのものよりもあっさりしている感じでした。値段も手ごろなのがうれしい。Walkersは来客用で、こちらは普段使いによさそう? でも、くれぐれも食べすぎには用心しないとね。
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