2010年10月12日 (火)

Item226 ハロッズの本

Harrods 近ごろは本を買うのもネットショップばかり利用していますが、先日は久しぶりに本屋さんへふらりと行って、ゆっくりと時間を過ごしてきました。目につく本全部が欲しくなって困ってしまったのですが(予想どおり)、その中で真っ先にこれだと決定したのがハロッズの本でした。よくある付録付きの雑誌なのですが、ハロッズの店内などの美しい写真が満載、ハロッズの歴史も詳しく書かれていて、日本で手に入る商品のカタログもありで、雑誌と侮れないほどのスグレものなのです。テディベアやトートバッグのカタログ写真を見ているだけでも楽しくて、ハイな気分になれます(笑)。付録のハロッズのネーム入りトートバッグは、ブリティッシュチェックの柄と色がかわいらしく、とても丈夫なつくりになっているので、買い物やスポーツクラブに行くときに重宝しています。この付録込みで980円とは安いです! でも、こういうタイプの雑誌の付録はトートバッグかポーチがほとんどですね。おかげで家の中にはバッグがいっぱ~い。もっと違う付録もつけてくれるといいなと思うのは贅沢でしょうか。

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2008年6月11日 (水)

Item180 かわいいイギリス

Triton 神戸の北野坂にある<TRITON CAFE>さんで、イギリスのかわいいものを集めた展示会が開かれるというので、さっそく初日に行ってきました。この展示会は、雑貨の書籍などでご活躍中のカメラマン大段まちこさんとインテリア・スタイリスト堀江直子さんのおふたりが書かれた『かわいいイギリスの雑貨と町』(ピエ・ブックス)の発刊を記念してのもの。TRITON CAFEさんはいつも人気のお店ですが、この日は開店と同時に「イギリス好き」らしき人々が集まって、にぎわっていました。壁には『かわいいイギリスの……』に掲載されていた写真の数々が貼られ、その下に置かれた展示台にはおふたりがイギリスで買いつけてこられた雑貨が並べられていて、もうたまりません! イギリスの家庭で定番の素朴な形をしたティーポットや、キューガーデンやテートギャラリーなどのグッズ、エコバッグ、キッチン用品などなど。その中で私が買ったのはTetleyの紅茶。イギリスにいたときには、安くて手軽なこの紅茶をよく飲んだので、懐かしくて。ティーバッグの形が日本と違ってラウンド型で、それがまたかわいいのです。ポストカードも買ってきましたが、そちらはGalleryのコーナーでご紹介しています。あと、惜しかったのはチーズナイフ。刃物の町シェフィールド製で、チーズを切ったり離したり刺したりできるよう刃の形が工夫されていて、ハンドルが白でかわいかったのです。初日は買わずに帰ってきたのですが、やっぱり欲しくなって昨日行ってみたら、もう売れてしまっていました。こういうものは、見つけたときに買っておかないとダメですね。ああ、残念。展示会は17日まで開かれているそうなので、興味がおありの方は、ぜひ行ってみてください。

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2008年5月24日 (土)

Item178 一乗寺その2

Ichijoji_3 Ichijoji_1 一乗寺といえば、忘れてはならないのが<葡萄ハウス家具工房>さん。和洋アンティークを扱うこのお店は、センスが光る品ぞろえでした。1階は食器棚や器、小物などが中心で、京都らしく和のものが充実していて、しかもリーズナブル。昭和っぽいガラスの食器など、欲しいものがいっぱいで困りました。2階は机や引き出し、椅子などが並んでいて、私の妄想がまたスイッチ・オン。「あの引き出しに文房具を収納し、あの文机を窓辺に置いて仕事をしたら、さぞかし……」。さてさて、このお店は倉庫風にいろいろな物がびっしりと置かれていても、見やすいようにきちんと整頓されていて、そんなところにもお店の人の気遣いが感じられました。お店の奥には家具を手入れする工房があるようで、金槌の音が聞こえてくるのもほほえましくて。近くにある2号店では北欧家具を扱っていて、本店とはまた違う雰囲気。2号店のディスプレイも素敵でした。

Ichijoji_2 その2号店のすぐ近くには、これまた忘れてはならない<恵文社>さん。本屋さんとは思えないお洒落な外観を見ただけで心が躍ります。「本にまつわるあれこれのセレクトショップ」というコンセプトのお店ですが、そのセレクトはすばらしいのひとことでした。普通の本屋さんだと、興味のないコーナーは素通りしてしまいますが、恵文社さんは、どのコーナーも目が釘付け! とくに、住まいや建築関係の本は、どれも全部開いてみたくて困りました。そして、本のディスプレイのしかたが、また素敵。葡萄ハウスさんから取り寄せたというアンティークの棚や机に、きれいに飾られていて、眺めているだけでため息が出ました。生活雑貨や文房具、CDなどのコーナーやギャラリースペースもあり、これらも目が離せません。こんな本屋さんが近所にあったら、一日中そこで過ごしてしまいそうです。恵文社さんで見つけたカレル・チャペックの旅行記『イギリスだより』を読みながら、しばらくは一乗寺の思い出に浸ることにしましょう。

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2007年10月16日 (火)

Item156 英国フェア

Fair_1 もう1週間ほど前の話になりますが、大阪・うめだ阪急で開かれた英国フェアに行ってきました。毎年、神戸大丸の英国展に行っていましたが、このところ開催がないので、今年は阪急さんのほうへ。私と同じようにこちらへ流れていった方も多かったのでしょうか、朝一番に出かけたのに、もう人、人、人。目当てだった<クラリッジスホテル>のクリームティーは、すでに2時間待ち! しかたなく、あきらめました。でも、それよりも今回は、講演にいらしていた小関由美さんと木島タイヴァース由美子さんとお話ができたので、それだけで満足でした。おふたりとも、とても気さくにおしゃべりしてくださり、心がほんわか温かくなりました。おふたりによると、「今日はこれでも空いているほうで、昨日なんて歩くこともできないくらい混んでいたのよ」ということ。すごいですね。

Fair_2_2 会場には、こんなバーカウンターもあり、雰囲気満点。お酒の飲めない私は、素敵なおじさまたちをうっとり眺めるだけで終わってしまいましたが……。チーズのコーナーは、珍しい種類のものがそろっていましたが、お値段もそれなりによいので、たくさんは買えなくて残念。

Fair_4_5 でも、選びに選んで買ったレモンピール入りのホワイト・スティルトンは、ほっぺたが落ちそうなほどおいしかった。ほろほろとした食感のチーズはさっぱりしていて、レモンの酸味がさわやか。上品なチーズケーキを食べているような感じで、紅茶との相性もぴったりでした。そして、これからの季節に重宝するコーディアル。去年は別のメーカーのオーガニック・エルダーフラワーで風邪知らずでしたが、今年はオーガニック・ジンジャーを試してみることに。今年もこれで大丈夫かな?

Fair_3_5 自由が丘の紅茶専門店<セントクリストファー>さんの店先には『R.S.V.P.』誌が置いてありました。前は『英国特集』といっていたこの雑誌は、今号からリニューアル。さらにパワーアップして、美しい写真とともに英国の情報をたっぷりと伝えてくれる内容となっています。私も今回、1ページだけですが記事を書かせていただき、こんな素敵な誌面に参加できたことをとてもうれしく思っています。ぜひ、たくさんの方に読んでいただいて、英国のことを知っていただけたらと思います。

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2007年9月12日 (水)

Item155 英詩に魅せられ

Poem_a_2 このごろ、英詩がおもしろいと思うようになりました。LaLa TVで放送されている『英詩紀行』(双日株式会社からDVDも発売されています)を観たのがきっかけです。この番組は全30回で、毎回、バーンズやワーズワースなどイギリスを代表する著名な詩人の詩1編と、その詩が作られた舞台や詩人の人生が、美しい映像で紹介されます。この映像だけでもじゅうぶんに楽しめるのですが、英語学習者にとってうれしいのは、原詩と訳詩のテロップが出て、それをさらに朗読してくれるところ。原詩の朗読はBBCアナウンサーによるもので、美しい英語を堪能できます。訳詩の朗読は俳優の山本耕史さんで、その声がとても素敵。繊細で情感たっぷりで、いかにも若い詩人が語りかけてくるかのようです。30編の詩の中で最も印象的だったのは、チョーサーの『カンタベリー物語』。翻訳でしか読んだことがなかったので、原詩がこんなにみごとに韻を踏んでいるとは知りませんでした。

Poem_b_2 というわけで、難解だと思って今まで敬遠していた英詩をもっと読んでみたくなって、何かいい本はないかと探していたら、こんなおもしろい本に出会いました。『英詩のわかり方』(阿部公彦著、研究社)は、私のような英詩入門者にはぴったりの一冊。「ワーズワースがぴんと来ない人は、どうしたらいいか?」というように、詩の読み方を具体的・丁寧に説明してくれるので、読んでいると国語の授業を懐かしく思い出します。「Nowとは、いつのこと?」というように、英語の読み方も教えてくれるので、翻訳の勉強にもたいへん役立ちました。これから何度も読み返す本になりそうです。

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2006年2月24日 (金)

Item113 岩盤の島

Shiba 司馬遼太郎氏が1971年から25年間にわたって『週刊朝日』誌上に綴った「街道をゆく」を60冊に編集した『週刊街道をゆく』。その51-53号は「愛蘭土(アイルランド)紀行」でした。印象的だったのは、「アイルランドにゆきたいのは、アラン島へゆきたいからです」という司馬さんの言葉。『アラン』(Man of Aran)という記録映画を観て、荒涼とした島での過酷な生活の様子に衝撃を受けられたとのことでした。アラン島は1枚の岩盤でできていて、土壌というものがほとんどなく、ジャガイモひとつを植え育てるにも大変な苦労を強いられる。岩の割れ目にたまったわずかな土をすくっては畑を作る妻。その畑が風で飛ばされないように、岩を砕いて作った石で石垣を築く夫。厳しい自然のもとで、そんなふうにたくましく生きる人々の姿が、この映画には描き出されているそうです。アラン島といえばセーターくらいしか知らなかった私も、司馬さんのようにこの島のことをもっと知りたくなりました。この映画は1934年の作品ですが、DVDも出ているようなので、ぜひ観てみたいと思います。

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