2013年10月14日 (月)

Item269 近衛軍楽隊コンサート

Concert_2 神戸文化ホールで開かれた『英国女王陛下の近衛軍楽隊』のコンサートに行ってきました。バッキンガム宮殿を守る陸軍近衛連隊には50名編成の吹奏楽団が9隊あって、今回はその中で最も優秀と言われている「コールドストリーム・ガーズ・バンド」が来日。ちょっと緊張して出かけましたが、会場に着いてみると、出演者の方々がロビーに出てきていて、記念撮影に応じたり、CDを手売りしたりと、とてもアットホームな雰囲気。そしていよいよコンサートがスタートして、赤い服に黒い帽子のあの兵隊さんたちがマーチングで入場してくると、今度は荘厳な雰囲気に包まれて、まるでバッキンガム宮殿にいるような感覚に陥りました。そのあとは、『威風堂々』『アメイジング・グレイス』『レ・ミゼラブル』やビートルズ・ナンバーなどなど、親しみやすい曲のオンパレード。それに、音楽監督と指揮を務めていたダーレン・ウォルフェンデール少佐がとっても素敵でした。いかにも英国紳士という風貌で、堅苦しい人かと思っていたら、カンペを見ながら愛嬌たっぷりに日本語で話す姿がキュートで、観客のおばさま方(私も含め)の目はハートに。楽器の演奏のほかにも、バラード曲をデュエットしたり、ダンスを見せてくれたりと、観客を飽きさせない趣向を凝らした構成はみごとで、あっという間の2時間。この日がツアー最終日だったこともあってか、会場はおおいに盛り上がり、アンコールの拍手がなかなかやみませんでした。神戸の客はおとなしいとよく言われますが、この日はそうではなかったですね。それだけいいコンサートでした。とってもゴージャスで楽しいひとときを過ごさせてもらったおかげで、仕事の締め切り間近でキリキリしていた私の心もすっかり癒されました。近衛軍楽隊のみなさん、ありがとう!

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2012年12月21日 (金)

Item262 涙なしでは聴けない

Music_b 毎年春に開催される<ひょうご大古本市>は、アート系の本やイギリス関連の本なども数多く出品される、私にとってはとても興味深いイベント。いつも何か掘り出し物が見つかりますが、今年は貴重なCDを手に入れました。1枚は、カンタベリー大聖堂合唱団によるクリスマスソング集。大聖堂の荘厳さについてはItem94で語りましたが、彼らの歌声もまた荘厳で、心に染み渡ります。

Music_a あと2枚は、"DIANA PRINCESS OF WALES TRIBUTE"と"DIANA PRINCESS OF WALES 1961-1997 The BBC recording of the Funeral Service"。前者は、英米のスーパースターたちが持ち歌を提供したトリビュートアルバムで、ダイアナ妃を悼む彼らの気持ちが伝わってきます。36曲の中には新曲も13曲含まれていて、とても聴きごたえのあるアルバム。後者は、ダイアナ妃の葬儀の様子を収録したもので、賛美歌が胸に響きます。エルトン・ジョンの"Candle in the Wind"もすばらしかったですよね。あの日、テレビで見た葬儀のことを思い出します。これらのCDをこの古本市で見つけたときは、思わずウルウルして困りました。今年のクリスマスはこの3枚をBGMにして、いつもと違った時間を過ごせそうです。

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2010年2月23日 (火)

Item211 レトロに惹かれて

Radio 今まで仕事部屋で使っていたCDプレーヤーを主人の部屋で使うことになったので、その代わりに仕事部屋にはラジオを買うことにしました。いえ、正確には、このラジオが仕事部屋に欲しかった→CDプレーヤーが余ってくる→主人の部屋に押しつけた、という順序でして、主人もそれにはうすうす気づいているようですが、それはともかく……。このBUSHのラジオは、1959年の製造当時、大人気を博したそうで、今もヴィクトリア&アルバート美術館で英国のアーツ・アンド・クラフツとして展示されているそう。私は、当サイトのPostcard Galleryでもご紹介したポストカードでこのラジオを初めて見て、そのデザインに惚れ込んで以来ずっと、こんなラジオが欲しいなと思っていました。そこへ、このモデルの復刻版が出たというニュース! 思わず飛びついて買ってしまいました。事前に調べてみたら、音質、感度がよくて、チューニングもしやすいということでしたが、わが家は難視聴地域にあるので、あまり期待はしていませんでした。でも、使ってみて感心! 例のCDプレーヤーではよく入らなかったFMが、アンテナを立てなくてもクリアに入り、しかも音がいいのです。柔らかで深い音で、すっかり気に入ってしまいました。仕事の友として重宝しそうです。いや、音に聞き惚れて、仕事がおろそかになってしまうかも……。これでイギリスの放送局が受信できたら最高ですが、そんなことができる日が来るのも、そう遠いことではないかもしれませんね。

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2009年5月14日 (木)

Item196 ブリティッシュな雑貨その4

Calendar みなさん、カレンダー選びはどうされていますか? 私がカレンダーを選ぶときの基準は、あまり大きくないもので(存在感がありすぎるのはいやなので)、でも、遠くからでも見えるよう字は大きめで、日本製のもので(輸入物は休日が違うので)、休日はわかりやすく色分けされていて……といろいろあって、たいていはそのどれかで妥協しないといけないのですが、イギリスに関係があるものという点だけは譲らずにきています。というわけで、今年はウィリアム・モリスのカレンダー。ちょっと字が小さいのが難点ですが、モリスの人気作品が16点も載っているという魅力に負けてしまいました。この写真ではわかりにくいですが、絵の右下には作品の解説が入っているので、使い終わったあと、作品集として保存することも可能です。このカレンダー、シリーズでずっと続いてくれるといいな。

Cassette 私がイギリスに留学していたころは、まだCDはなくてレコードでした。留学先で毎日イギリスの音楽に浸っていたいけれど、向こうでレコードを買ったら、持って帰るのは大変。ということで、日本から小さなラジカセを持参していき、向こうではカセットを買って音楽を楽しんでいました。近所にあった<Our Price>というお店に出かけてはセール品を買って、どのカセットもすり切れそうになるまで聴いたものです。それらは捨てることができなくて、今も箱に入れて保管し、ときどき取り出しては当時のことを思い出しています。そして、また聴きたくなったものはCDを買い直して。ラジカセも棚の奥にしまったままでしたが、これから主人の祖母がラジオを聴くのに使ってくれることになり、思い出の品がまた活躍してくれることをうれしく思っているこのごろです。

Stamp 文房具も大好きな私。以前は手紙をよく書いたので、その道具類にも凝っていたのですが、このごろはメールばかり。でも、先日たまたまオークションで見かけたイギリス製のラバースタンプを買ってからは、たまにはこれを使って手紙も出すのもいいなと思い始めています。味気ない形であまり好きではなかった自分のイニシャルも、中世風の装飾文字になると、こんなにきれい。これも棚の奥の飾りにならないよう、大事に使っていこうと思います。

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2008年10月21日 (火)

Item188 パイプフェスト

Pipefest_a Pipefest_b 毎年世界各国で開催されているパイプフェストが、今年は関西で開催されました。スコットランドやアイルランド、イングランド、オーストラリア、香港、日本のバグパイプバンドが参加して、神戸では異人館やメリケンパーク、須磨水族館などを行進。夏のように晴れ渡った空の下、美しい音色を響かせてくれました。本場スコットランドで聴くのもいいけれど、近代的な建物と青空と海を背景に聴くバグパイプはまた新鮮で、なんとも心地のよいものでした。このパイプフェストに合わせたのか、いつもは磯上公園で行われていた関西ハイランドゲームスも、今年はメリケンパークで開催。種目はダンスとパイピングだけになり、フードやグッズのお店もなかったのは残念でしたが、そのかわり、コンテスト形式のパイピングは聴きごたえがありました。まるで音楽のテストでも受ける生徒のように、参加者のみなさんは緊張の面持ちで、出番を待つあいだにあちこちで練習しておられる光景が印象的でした。演奏のよしあしはわからない素人の私ですが、しばらく聴いていると、おひとりずつ微妙に違いがあるのがわかってきて、こんなふうに聴き比べてみるのもおもしろいものだなと思いました。演奏中に船の汽笛が鳴り響いてパイプの音をかき消してしまうという、神戸ならではの気の毒なハプニングなどもありましたが、子どもたちのダンスもかわいらしかったし、心和む秋の素敵な一日になりました。せっかくのいいイベントなので、進行表を配るなどして、もっと一般の方にもPRされたらいいのに。また来年が楽しみです。

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2008年6月12日 (木)

Item181 パンクの精神

Herbie 神戸の栄町で開かれているハービー・山口氏の写真展「The Big Love」に行ってきました。ハービー氏といえばパンク・ロック。パンクが全盛だった1970年代から80年代をロンドンで過ごした氏は、ロッカーたちの素顔を生き生きととらえ、高い評価を受けました。今回の写真展は、音楽やファッションで自己表現して現状を打破しようというロッカーたちの姿を見て、現代の日本人にも元気や希望を取り戻してもらえればという思いをこめて、過去の作品を再セレクションしたとのこと。ハービー氏が地下鉄で出会って会話を交わし、大きな影響を受けたというザ・クラッシュのジョン・ストラマーのポートレートも、もちろんありました。私も、パンクを含めてブリティッシュ・ロックを聴いて育った年代。ハービー氏の作品を見ていると、あのころの勢いや熱さがよみがえってくる気がしました。このほか今回の写真展では、リージェント・パークでホッケーをしている女子学生たちの写真など、心がほっと和む、当時のロンドンの風景も見られます。ポストカードも購入してきましたので、そちらはGalleryのコーナーでご覧ください。会場となっている<TANTO TEMPO>さんは、5月にオープンしたばかりのフォト・ギャラリー。併設されているライブラリー・カフェでは写真集やコーヒーなどが楽しめるようになっていて、どこを取ってもスタイリッシュな空間。ハービー氏の写真展は7月6日まで開催されていますので、栄町散策の際にはぜひ立ち寄ってみてください。

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2007年2月21日 (水)

Item141 コリーヌ・ベイリー・レイ

Corinne 彼女を好きになったのは、『ベストヒットUSA 2006』で『Put Your Records on』のPVを観たのがきっかけでした。数人の女性たちが自転車に乗って草原を駆けていくのが、とても楽しそうで。その映像に、彼女のさわやかでかわいらしい歌声がぴったりでした。リーズで生まれた彼女は、幼いころから音楽に親しみ、地元の教会で聖歌隊の一員として歌っていたそうです。書くことも大好きで、自分で曲を書いて歌うことを、おおいに楽しんでいる様子。その才能が花開いて、グラミー賞にもノミネートされました。この『リミテッド・エディション』は、彼女のファーストアルバムにボーナストラック3曲とPV2曲を追加収録した期間限定盤とのことですので、聴いてみたい方はお急ぎを。自然体の彼女が作るオーガニックなサウンドは、本当に心地がいいですよ。

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2006年8月31日 (木)

Item132 ポートベロのぬくもり

Masaki_2 モデル兼デザイナーとして大活躍中の雅姫さん。私も彼女に憧れて、マルシェかごやリネンのキッチンクロスなどを(ついつい)買っているのですが、今回はCDを。『Love my place』というタイトルのこのCDは、雅姫さんがセレクトしたKENJI JAMMER(鈴木賢司)氏のアコースティック・ギター・アルバム。ロンドン在住20年、シンプリー・レッドのギタリストとして活躍中の彼が奏でるハワイアンは、ふわっと包み込んでくれるような優しい音です。CDについているピクチャーBOOKは、雅姫さんがポートベロの街をデジカメで撮りおろしたもの。これをぱらぱらとめくりながら優しいギターの音を聴いていると、疲れもふっと抜けていく感じ。ロンドンとハワイアンがこんなに合うとは意外でした。

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