Item196 ブリティッシュな雑貨その4
みなさん、カレンダー選びはどうされていますか? 私がカレンダーを選ぶときの基準は、あまり大きくないもので(存在感がありすぎるのはいやなので)、でも、遠くからでも見えるよう字は大きめで、日本製のもので(輸入物は休日が違うので)、休日はわかりやすく色分けされていて……といろいろあって、たいていはそのどれかで妥協しないといけないのですが、イギリスに関係があるものという点だけは譲らずにきています。というわけで、今年はウィリアム・モリスのカレンダー。ちょっと字が小さいのが難点ですが、モリスの人気作品が16点も載っているという魅力に負けてしまいました。この写真ではわかりにくいですが、絵の右下には作品の解説が入っているので、使い終わったあと、作品集として保存することも可能です。このカレンダー、シリーズでずっと続いてくれるといいな。
私がイギリスに留学していたころは、まだCDはなくてレコードでした。留学先で毎日イギリスの音楽に浸っていたいけれど、向こうでレコードを買ったら、持って帰るのは大変。ということで、日本から小さなラジカセを持参していき、向こうではカセットを買って音楽を楽しんでいました。近所にあった<Our Price>というお店に出かけてはセール品を買って、どのカセットもすり切れそうになるまで聴いたものです。それらは捨てることができなくて、今も箱に入れて保管し、ときどき取り出しては当時のことを思い出しています。そして、また聴きたくなったものはCDを買い直して。ラジカセも棚の奥にしまったままでしたが、これから主人の祖母がラジオを聴くのに使ってくれることになり、思い出の品がまた活躍してくれることをうれしく思っているこのごろです。
文房具も大好きな私。以前は手紙をよく書いたので、その道具類にも凝っていたのですが、このごろはメールばかり。でも、先日たまたまオークションで見かけたイギリス製のラバースタンプを買ってからは、たまにはこれを使って手紙も出すのもいいなと思い始めています。味気ない形であまり好きではなかった自分のイニシャルも、中世風の装飾文字になると、こんなにきれい。これも棚の奥の飾りにならないよう、大事に使っていこうと思います。
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毎年世界各国で開催されているパイプフェストが、今年は関西で開催されました。スコットランドやアイルランド、イングランド、オーストラリア、香港、日本のバグパイプバンドが参加して、神戸では異人館やメリケンパーク、須磨水族館などを行進。夏のように晴れ渡った空の下、美しい音色を響かせてくれました。本場スコットランドで聴くのもいいけれど、近代的な建物と青空と海を背景に聴くバグパイプはまた新鮮で、なんとも心地のよいものでした。このパイプフェストに合わせたのか、いつもは磯上公園で行われていた関西ハイランドゲームスも、今年はメリケンパークで開催。種目はダンスとパイピングだけになり、フードやグッズのお店もなかったのは残念でしたが、そのかわり、コンテスト形式のパイピングは聴きごたえがありました。まるで音楽のテストでも受ける生徒のように、参加者のみなさんは緊張の面持ちで、出番を待つあいだにあちこちで練習しておられる光景が印象的でした。演奏のよしあしはわからない素人の私ですが、しばらく聴いていると、おひとりずつ微妙に違いがあるのがわかってきて、こんなふうに聴き比べてみるのもおもしろいものだなと思いました。演奏中に船の汽笛が鳴り響いてパイプの音をかき消してしまうという、神戸ならではの気の毒なハプニングなどもありましたが、子どもたちのダンスもかわいらしかったし、心和む秋の素敵な一日になりました。せっかくのいいイベントなので、進行表を配るなどして、もっと一般の方にもPRされたらいいのに。また来年が楽しみです。
神戸の栄町で開かれているハービー・山口氏の写真展「The Big Love」に行ってきました。ハービー氏といえばパンク・ロック。パンクが全盛だった1970年代から80年代をロンドンで過ごした氏は、ロッカーたちの素顔を生き生きととらえ、高い評価を受けました。今回の写真展は、音楽やファッションで自己表現して現状を打破しようというロッカーたちの姿を見て、現代の日本人にも元気や希望を取り戻してもらえればという思いをこめて、過去の作品を再セレクションしたとのこと。ハービー氏が地下鉄で出会って会話を交わし、大きな影響を受けたというザ・クラッシュのジョン・ストラマーのポートレートも、もちろんありました。私も、パンクを含めてブリティッシュ・ロックを聴いて育った年代。ハービー氏の作品を見ていると、あのころの勢いや熱さがよみがえってくる気がしました。このほか今回の写真展では、リージェント・パークでホッケーをしている女子学生たちの写真など、心がほっと和む、当時のロンドンの風景も見られます。ポストカードも購入してきましたので、そちらはGalleryのコーナーでご覧ください。会場となっている<TANTO TEMPO>さんは、5月にオープンしたばかりのフォト・ギャラリー。併設されているライブラリー・カフェでは写真集やコーヒーなどが楽しめるようになっていて、どこを取ってもスタイリッシュな空間。ハービー氏の写真展は7月6日まで開催されていますので、栄町散策の際にはぜひ立ち寄ってみてください。
彼女を好きになったのは、『ベストヒットUSA 2006』で『Put Your Records on』のPVを観たのがきっかけでした。数人の女性たちが自転車に乗って草原を駆けていくのが、とても楽しそうで。その映像に、彼女のさわやかでかわいらしい歌声がぴったりでした。リーズで生まれた彼女は、幼いころから音楽に親しみ、地元の教会で聖歌隊の一員として歌っていたそうです。書くことも大好きで、自分で曲を書いて歌うことを、おおいに楽しんでいる様子。その才能が花開いて、グラミー賞にもノミネートされました。この『リミテッド・エディション』は、彼女のファーストアルバムにボーナストラック3曲とPV2曲を追加収録した期間限定盤とのことですので、聴いてみたい方はお急ぎを。自然体の彼女が作るオーガニックなサウンドは、本当に心地がいいですよ。
モデル兼デザイナーとして大活躍中の雅姫さん。私も彼女に憧れて、マルシェかごやリネンのキッチンクロスなどを(ついつい)買っているのですが、今回はCDを。『Love my place』というタイトルのこのCDは、雅姫さんがセレクトしたKENJI JAMMER(鈴木賢司)氏のアコースティック・ギター・アルバム。ロンドン在住20年、シンプリー・レッドのギタリストとして活躍中の彼が奏でるハワイアンは、ふわっと包み込んでくれるような優しい音です。CDについているピクチャーBOOKは、雅姫さんがポートベロの街をデジカメで撮りおろしたもの。これをぱらぱらとめくりながら優しいギターの音を聴いていると、疲れもふっと抜けていく感じ。ロンドンとハワイアンがこんなに合うとは意外でした。
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